アフリカを振り返って3
2014年 06月 06日
昨日、ガーナの鉱山にまだ住んでいる知人(ニュージーランド人)からメールが来ました。(週に2回くらい近況を教えてくれる)
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ガーナ全体で停電になってしまい(雨期にはよくある!)、電気が復帰した時には通常以上の高い電圧で復帰してしまった為に多くの電化製品がぶっ壊れてしまった!!! と、言う嘆きのメール。
パソコン、テレビ、エアコン、プリンター、などなど、決して安物ではない電化製品がとことんやられてしまったんだそうだ。
ある人の家のテレビは、なんと火を噴き出してしまい、危うくとんでもない大事になるところだったらしい。
今は他人事だから呑気に聞いていられるが、まだそこに住んでいて自分たちもそんな被害にあったとしたら、泣くに泣けない惨事。
更にひどいことに
会社はこの1、2週間の間に6000人の社員を解雇することを宣言したそうで、(ってか、それだけガーナ人が働いているって言うのがすごい)
そんな状態の会社に壊れた電化製品の修理を依頼するなんてことはまず無理!なので、みんな泣き寝入りしているらしい。
あ〜あ。。。。まだ残っている人たち、ご苦労様だよなあ。
そんな話を聞くたびに、「あ〜、大変なとこだったな〜」「もう住まなくていいんだ〜」と、そこを去ったことに安堵している私。
そして嫌だったことばかり思い出してしまいがちになってしまうんだけど。。。。
アフリカ生活でしかできない貴重な体験もさせてもらったことは忘れてはならない。
大変な話ばっかりしていると、楽しかったことや、感動したことをついつい忘れがちになってしまっていかんですねえ。。。。(反省)
ってなことで、昔の写真ひっくり返して思い出してみると。。。。
あー、そうだったそうだった!と結構いろんな楽しい思い出が出てくるもんです。
タンザニアに住んでいた時には、セレンゲティ国立公園(ヌーの大移動とかで有名かな)を1週間かけて渡り壮大な景色をこの目で観させてもらった。
昔テレビの「野生の王国」(知ってる人〜手あげて〜)で、観た景色そのまんまだ! と、お恥ずかしい単純な感動をしてました、私。
こんなのを目の前で見ちゃったらそう思うでしょ?ねえ?
それにしても、こんな野生たちが住んでいる所からろくに離れていない場所に人間が住んでいるんだもんなあ〜、やっぱりアフリカって別世界だなーと思いますね。
ここは、セレンゲティ国立公園で最初に泊まった場所。
丘に立っているので、野生たちが草原を歩いているのを見下ろすことができます。
しかし、やっぱり忘れてはいけない。。。
ここは野生の国。
夜は7時以降は絶対にエスコートなしでは外に出てはいけない、と言う決まりがあって、たった100メートルほど離れたところにあるレストランのある建物に行くのにも必ずマサイ族のお兄さんが槍みたいなのを持って先導してくれるのでした。ライオンに食われちゃったら大変だからね。
ほかにも、
マサイ族の家の中に入らせてもらって、どんな寝心地か体験させてもらったり。。。
(ごん兵は、「妻は一人しかいない」と口走ってしまったため、マサイ族の女性を第二の妻として連れてってくれ!と説得されたり!)
こんな、貴重な経験をできたのも、アフリカのおかげ(アフリカとひとっくくりにしちゃうけど)
あー、もっと楽しいこと思い出したいぞー。
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by mikiume-nz-africa
| 2014-06-06 21:19
| たわ言