葛藤の時間
2013年 03月 13日
最近、また 葛藤してます。
こんな顔して。
この葛藤の波は時々やってきて、なんとかしたい、なんとかできないもんか? と
悶々と考えるものの、なかなか先に進めず。。
そして、その間にギャフンと落とされるような事があったりすると、一気にやる気がなえてしまう。
そんな繰り返しをしてます。
で、何が葛藤かと言うと。。。。
まず
ここ(ガーナ)で私に何ができるか? と言う大前提のテーマがあります。
そしてその一番のターゲットは やっぱり ”子供” なんです。 きっぱり!
ここの子供たちに、少しでも何かしてあげたいと言う気持ちはずっと変わらないでいるんだけど、
本当に子供たちに必要か? というのと、
はて?それをどこまでしてあげたらいいのか?
それは子供たちにとっていいことなんだろうか?
と言う疑問もないわけではないわけです。
これは、ついこの間の出来事なんだけど
独立記念日のお祝いの行進で、本来全校生徒が参加するべきなのに、私服で見ていた生徒が数人
いたので、なんで、やらないのか聞くと、
「制服がないから出られない」 と言う。
こんな感じでみんなを観戦している生徒結構いました。
前も同じような感じで、
平日に村でうろうろしている男子生徒に、なぜ学校に行かないのかって聞いたら
悲しそうな顔して、”ちゃんとした靴がないから学校には行けない” と言うんです。
そんな時、私は一瞬思うわけです。”かわいそう” ってね。
そして、次の瞬間には
制服いくらするんだろう? 靴なんて500円も出せば十分なの買えるよなー。
と、頭の中で半分くらいは、
もう既に私が買ってあげるような段取りになっているんです。
私たちにとって、彼らの制服や靴なんかは高いものじゃないから、しようと思えばできること。
だけどねえ〜。。。。
まず、本当に制服や靴がないのか、それともただ単にサボりたくて学校に行かなかったり参加しなかったりしているのか、その辺を把握しなければならないんです。
靴がないって、悲しそうな顔してた男子生徒は、その後ちゃんと靴履いて学校にいるのを見たし、
制服がないって言う子も、ついこの間学校に制服着ていたし、
いったい彼らがどこまで本当のことを言ってるのかわからないっていうのが多々あるんです。
だけど、本当に親に制服買ってもらえない子もいるだろうし、本当に助けを必要をしている子供もいるはず。
で、この間、学校に行った時に校長に聞いてみました。
制服がなくて学校に来れない子供は何人くらいいるのか?
制服はいくらするのか?どこで買えるのか?
すると、校長や先生は、目を輝かせて
「お金をくれれば私たちが全部手配するわ!」なんて言う訳です。
ん〜〜〜〜〜〜〜
。。。。あなたたちがねえ。。。。
実は私、かなーり疑いっぽくなっちゃってまして、特に大人たちが信用できなくなってしまっていて、
教育者と言う立場にいる先生でさえ信用できないんです。
渡した現金がいったいどこへ向かうのか、ちゃんと見届けないと駄目だし、
制服を必要とする子供をどうやって選抜するのか、もちょっと疑問。
もしかしたら、「学校なんかいかなくてもいい!畑手伝え」なんていう、お金はあっても子供の教育に関心のない親もいるだろうし、
自分が飲んだくれて子供に買う制服代まで飲み代に消えてしまうような家庭もあるかもしれない。
だけど本当に、純粋に子供に教育を受けさせたいけど、子だくさんや(アブ君の家とかね)、親が病気とかで子供の教育費がまかなえないって言う家庭には、私は喜んでサポートをしてあげたい。
だけど、その線をどこで張るのか? どうやって調査するのか?
そして、私たちがサポートしてあげた場合、当然その噂は村中に広まる。
そうなると、「家にも金くれ」「うちの子供も制服がない、靴もないから買ってくれ」
っていう状況になるのはほぼ目に見えてしまうのもちょっと考えものなんです。
村を歩いていても、平気に「オブローニ、ほら、この子にお菓子買ってきて!」って、オブローニを怖がっている赤ちゃんを差し出す母親とかいますからね。
もらえる時(人)にもらっとけ精神がここではしっかり根付いている気がします。
子供の教育の前に、大人たちの意識改革、教育が必要なんじゃないか?
って気がしないわけでもない。
でもそれはやっぱり、まだまだ貧困だからなんだろうな。
前にも何度も言ってるけど、衣食住が満ち足りていないとマナー、礼節はなかなか養えない、という
その現実をここでよく見させてもらってます。
はっきり言ってしまえば
私なんかに何もしてもらわなくても、子供たちは笑顔で生活しているし、そうやって今まで
生きてきたので何の問題もないでしょう。
だけどねーーー
やっぱりなんかしたい。実のあることをしたい。
何か意味があってここにいるんだって思うから余計になにかせずにはいられない。
自己満足なのかもしれないけど、やっぱり何もしないよりはした方がいいと思うし。。。ねえ?
あと、子供たちに既に情がどっぷり入ってしまっているからね。
と、悶々と偉そうな葛藤をしつつも
とりあえずはフリスビーや縄跳びで遊んじゃえー!
子供と遊んでばかりいる日々。。。。あはは
最近暑くて子供たちについていけないけどね。。
読んでくれてありがとうございます!
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こんな顔して。
この葛藤の波は時々やってきて、なんとかしたい、なんとかできないもんか? と
悶々と考えるものの、なかなか先に進めず。。
そして、その間にギャフンと落とされるような事があったりすると、一気にやる気がなえてしまう。
そんな繰り返しをしてます。
で、何が葛藤かと言うと。。。。
まず
ここ(ガーナ)で私に何ができるか? と言う大前提のテーマがあります。
そしてその一番のターゲットは やっぱり ”子供” なんです。 きっぱり!
ここの子供たちに、少しでも何かしてあげたいと言う気持ちはずっと変わらないでいるんだけど、
本当に子供たちに必要か? というのと、
はて?それをどこまでしてあげたらいいのか?
それは子供たちにとっていいことなんだろうか?
と言う疑問もないわけではないわけです。
これは、ついこの間の出来事なんだけど
独立記念日のお祝いの行進で、本来全校生徒が参加するべきなのに、私服で見ていた生徒が数人
いたので、なんで、やらないのか聞くと、
「制服がないから出られない」 と言う。
こんな感じでみんなを観戦している生徒結構いました。
前も同じような感じで、
平日に村でうろうろしている男子生徒に、なぜ学校に行かないのかって聞いたら
悲しそうな顔して、”ちゃんとした靴がないから学校には行けない” と言うんです。
そんな時、私は一瞬思うわけです。”かわいそう” ってね。
そして、次の瞬間には
制服いくらするんだろう? 靴なんて500円も出せば十分なの買えるよなー。
と、頭の中で半分くらいは、
もう既に私が買ってあげるような段取りになっているんです。
私たちにとって、彼らの制服や靴なんかは高いものじゃないから、しようと思えばできること。
だけどねえ〜。。。。
まず、本当に制服や靴がないのか、それともただ単にサボりたくて学校に行かなかったり参加しなかったりしているのか、その辺を把握しなければならないんです。
靴がないって、悲しそうな顔してた男子生徒は、その後ちゃんと靴履いて学校にいるのを見たし、
制服がないって言う子も、ついこの間学校に制服着ていたし、
いったい彼らがどこまで本当のことを言ってるのかわからないっていうのが多々あるんです。
だけど、本当に親に制服買ってもらえない子もいるだろうし、本当に助けを必要をしている子供もいるはず。
で、この間、学校に行った時に校長に聞いてみました。
制服がなくて学校に来れない子供は何人くらいいるのか?
制服はいくらするのか?どこで買えるのか?
すると、校長や先生は、目を輝かせて
「お金をくれれば私たちが全部手配するわ!」なんて言う訳です。
ん〜〜〜〜〜〜〜
。。。。あなたたちがねえ。。。。
実は私、かなーり疑いっぽくなっちゃってまして、特に大人たちが信用できなくなってしまっていて、
教育者と言う立場にいる先生でさえ信用できないんです。
渡した現金がいったいどこへ向かうのか、ちゃんと見届けないと駄目だし、
制服を必要とする子供をどうやって選抜するのか、もちょっと疑問。
もしかしたら、「学校なんかいかなくてもいい!畑手伝え」なんていう、お金はあっても子供の教育に関心のない親もいるだろうし、
自分が飲んだくれて子供に買う制服代まで飲み代に消えてしまうような家庭もあるかもしれない。
だけど本当に、純粋に子供に教育を受けさせたいけど、子だくさんや(アブ君の家とかね)、親が病気とかで子供の教育費がまかなえないって言う家庭には、私は喜んでサポートをしてあげたい。
だけど、その線をどこで張るのか? どうやって調査するのか?
そして、私たちがサポートしてあげた場合、当然その噂は村中に広まる。
そうなると、「家にも金くれ」「うちの子供も制服がない、靴もないから買ってくれ」
っていう状況になるのはほぼ目に見えてしまうのもちょっと考えものなんです。
村を歩いていても、平気に「オブローニ、ほら、この子にお菓子買ってきて!」って、オブローニを怖がっている赤ちゃんを差し出す母親とかいますからね。
もらえる時(人)にもらっとけ精神がここではしっかり根付いている気がします。
子供の教育の前に、大人たちの意識改革、教育が必要なんじゃないか?
って気がしないわけでもない。
でもそれはやっぱり、まだまだ貧困だからなんだろうな。
前にも何度も言ってるけど、衣食住が満ち足りていないとマナー、礼節はなかなか養えない、という
その現実をここでよく見させてもらってます。
はっきり言ってしまえば
私なんかに何もしてもらわなくても、子供たちは笑顔で生活しているし、そうやって今まで
生きてきたので何の問題もないでしょう。
だけどねーーー
やっぱりなんかしたい。実のあることをしたい。
何か意味があってここにいるんだって思うから余計になにかせずにはいられない。
自己満足なのかもしれないけど、やっぱり何もしないよりはした方がいいと思うし。。。ねえ?
あと、子供たちに既に情がどっぷり入ってしまっているからね。
と、悶々と偉そうな葛藤をしつつも
とりあえずはフリスビーや縄跳びで遊んじゃえー!
子供と遊んでばかりいる日々。。。。あはは
最近暑くて子供たちについていけないけどね。。
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by mikiume-nz-africa
| 2013-03-13 21:15
| ガーナの学校