山登り再度トライ!
2012年 05月 07日
今日は午前中久しぶりに学校へ行って来ました。
ただ、学校の話の前に、昨日の日曜日にあった出来事をちょっと書きます。
先週の日曜日に、山へ登りに行こうとして人の家に迷って入ってしまった話を書きましたが、一応通訳経由で息子のアブ少年が山へ案内してくれる約束だったので、昨日も行ってみました。
彼らの庭に入ると、アブ少年と家族が居て、ものすごい笑顔で出迎えてくれました。
藪の中を抜けると、そこは彼らの家。そして、また肌ん坊の弟くん。
お母さんは長椅子まで持ってきて、座って座って!と言ってましたが、暑くなる前に山に登ってしまいたかったのでお断りして、アブ君と早速山へ向かいました。
アブ少年は、ゴムのサンダルでそれもブカブカなんですが、まあサッサと登っていきます。
その身軽な少年とは裏腹に、私たちオブロー二はエッチラオッチラ頭を木にぶつけながら、彼の後を着いていくのだけで必死。
アブ少年は、何度も止まって私たちを待っててくれてたけど、あんなゴムのサンダルで枯葉ですべる山をどうしたらあんなに簡単に登れるのか感心するばかり・・・。
アブ少年は一言も話せない家族の中で唯一なんとか英語を知っている子。ただ、本当に片言。
でも、少年は何度も立ち止まり、「コレはカカオの木」だとか、「これはキャッサバだ」とか、見るほとんどの植物をごん兵に教えてくれてました。
ろくに歩いてもいない内から滝のように流れる汗・・・・。
強烈に暑いです。
おまけに、よっこら~・・・・と上にある木をつかんであがろうとすると、こんな危ない木もあるし、油断はなりません。。。。。
「もうこの辺でいいんじゃね?」 と私が提案した場所。
・・・当然、そんな提案は却下なんですがね。
で、なんとか頑張ってとりあえず頂上っぽいところへ到着!!
頂上はもっと上なんだけど、どう見ても藪が深くて登れそうになかったので断念。(良し!)
そこから見た鉱山と村と私たちが住むキャンプ村(ちょうど真ん中あたり)
休憩した時に、ごん兵は持ってきた双眼鏡を出してアブ少年に見せてあげたんですが、その時の少年の反応がとっても新鮮でした。
たぶん、視力3.0くらいは余裕である彼だと思うんですが(気持ち的にね)、やっぱり山から双眼鏡で見る景色は新鮮だったらしく、鉱山を走るトラックや機械を見つけて
” ウォー!!!” と叫んで感動してました。
帰りは違う道(道なんかないけど)を下って、アブ少年の家の裏側に到着。
山登りなんていうほどたいしたものではなく、ものの2時間弱であっという間だったんだけど、とにかく暑さで参りました。
もちろん、シャツは乾いているところがないほどぐっしょりで、汗で濡れてズボンの色も変わっていた!
でも、アブ少年のおかげで新しい場所にいけたし、山で働く村人に会っても怪しまれることなく無事通れたので彼には感謝感謝です。
帰りは彼の家(庭)で少し休んで、持って行ったおやつをアブ少年の家族みんなで食べました。
で、笑っちゃったことが・・・。
おやつに凍らしたパイナップルを持っていったのであげたんですが、小さなひとかけを口に放り込んだお母さんとお父さん、あまりの冷たさに口から吹き出してました。
あまりの冷たさにびっくりしたらしい。
彼らの家にはもちろん冷蔵庫なんかないから、冷たいものはないし、当然凍ったものもない。
第一、その前に電気すらも通ってないからね。
パイナップルを噴き出したお母さんとお父さんは自分たちの行動に笑えたんだか、ケラケラと大笑いで、また冷たいパイナップルと口に入れ、そしてまた出して、また口に戻す、と言うことを笑いながら楽しそうに繰り返してました。
お母さんとお父さんは、
「今度いつ来る?」 と聞いてきて、何故かと聞くと
「お菓子やフルーツをもらったお礼に、鶏を一羽あげたい」 なんて言ってくれました。
なんていい人たちなんだ!
お礼なんて、お礼するのは私たちの方だよ! と丁寧にお断りして帰りました。
生まれて始めてのオブロー二作のクッキーを食べるアブ少年の弟
そんなわけで、昨日の午前中はまたまた貴重で楽しい時間を過ごしました。
アブ少年ありがとう!
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ただ、学校の話の前に、昨日の日曜日にあった出来事をちょっと書きます。
先週の日曜日に、山へ登りに行こうとして人の家に迷って入ってしまった話を書きましたが、一応通訳経由で息子のアブ少年が山へ案内してくれる約束だったので、昨日も行ってみました。
彼らの庭に入ると、アブ少年と家族が居て、ものすごい笑顔で出迎えてくれました。
藪の中を抜けると、そこは彼らの家。そして、また肌ん坊の弟くん。
お母さんは長椅子まで持ってきて、座って座って!と言ってましたが、暑くなる前に山に登ってしまいたかったのでお断りして、アブ君と早速山へ向かいました。
アブ少年は、ゴムのサンダルでそれもブカブカなんですが、まあサッサと登っていきます。
その身軽な少年とは裏腹に、私たちオブロー二はエッチラオッチラ頭を木にぶつけながら、彼の後を着いていくのだけで必死。
アブ少年は、何度も止まって私たちを待っててくれてたけど、あんなゴムのサンダルで枯葉ですべる山をどうしたらあんなに簡単に登れるのか感心するばかり・・・。
アブ少年は一言も話せない家族の中で唯一なんとか英語を知っている子。ただ、本当に片言。
でも、少年は何度も立ち止まり、「コレはカカオの木」だとか、「これはキャッサバだ」とか、見るほとんどの植物をごん兵に教えてくれてました。
ろくに歩いてもいない内から滝のように流れる汗・・・・。
強烈に暑いです。
おまけに、よっこら~・・・・と上にある木をつかんであがろうとすると、こんな危ない木もあるし、油断はなりません。。。。。
「もうこの辺でいいんじゃね?」 と私が提案した場所。
・・・当然、そんな提案は却下なんですがね。
で、なんとか頑張ってとりあえず頂上っぽいところへ到着!!
頂上はもっと上なんだけど、どう見ても藪が深くて登れそうになかったので断念。(良し!)
そこから見た鉱山と村と私たちが住むキャンプ村(ちょうど真ん中あたり)
休憩した時に、ごん兵は持ってきた双眼鏡を出してアブ少年に見せてあげたんですが、その時の少年の反応がとっても新鮮でした。
たぶん、視力3.0くらいは余裕である彼だと思うんですが(気持ち的にね)、やっぱり山から双眼鏡で見る景色は新鮮だったらしく、鉱山を走るトラックや機械を見つけて
” ウォー!!!” と叫んで感動してました。
帰りは違う道(道なんかないけど)を下って、アブ少年の家の裏側に到着。
山登りなんていうほどたいしたものではなく、ものの2時間弱であっという間だったんだけど、とにかく暑さで参りました。
もちろん、シャツは乾いているところがないほどぐっしょりで、汗で濡れてズボンの色も変わっていた!
でも、アブ少年のおかげで新しい場所にいけたし、山で働く村人に会っても怪しまれることなく無事通れたので彼には感謝感謝です。
帰りは彼の家(庭)で少し休んで、持って行ったおやつをアブ少年の家族みんなで食べました。
で、笑っちゃったことが・・・。
おやつに凍らしたパイナップルを持っていったのであげたんですが、小さなひとかけを口に放り込んだお母さんとお父さん、あまりの冷たさに口から吹き出してました。
あまりの冷たさにびっくりしたらしい。
彼らの家にはもちろん冷蔵庫なんかないから、冷たいものはないし、当然凍ったものもない。
第一、その前に電気すらも通ってないからね。
パイナップルを噴き出したお母さんとお父さんは自分たちの行動に笑えたんだか、ケラケラと大笑いで、また冷たいパイナップルと口に入れ、そしてまた出して、また口に戻す、と言うことを笑いながら楽しそうに繰り返してました。
お母さんとお父さんは、
「今度いつ来る?」 と聞いてきて、何故かと聞くと
「お菓子やフルーツをもらったお礼に、鶏を一羽あげたい」 なんて言ってくれました。
なんていい人たちなんだ!
お礼なんて、お礼するのは私たちの方だよ! と丁寧にお断りして帰りました。
生まれて始めてのオブロー二作のクッキーを食べるアブ少年の弟
そんなわけで、昨日の午前中はまたまた貴重で楽しい時間を過ごしました。
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by mikiume-nz-africa
| 2012-05-07 23:53
| ガーナ出来事