ゴールドはこんな所で取れる!
2012年 03月 01日
私がなんでアフリカに今いるかっていうと~
それはごん兵のお仕事のため。(私は何もしてない・・・ キョウシュク)
で、彼は何をしているかっていると、
”キンホリ" (ワーホリじゃないよ)
金、ゴールドを掘っているわけですね。
(彼は金を掘ってる会社に勤めているだけで、金を掘る肉体労働はしてません。
タンザニアでも同じだったので、鉱山内を案内してもらったりしてちょっとだけ鉱山や金に対する知識もついてきたと思うんですが、やっぱり、あんなキラキラ光って高価なもんが自然にできるってことが未だに不思議~です。自然の力っていうか、宝石にしてもそうだけど、自然って、・・・神様ってすごいのね、って思うよね。
ま、所詮は石と同じみたいなもんで、人間が勝手に価値をつけただけなんでしょうけどね。(って違うか?)
そんなわけで、今日はちょっとだけ鉱山の中の様子を紹介します。
この鉱山はですね、結構広くてとてもじゃないけど歩いては見られません。
ここにはオープンピット(地上で掘る)とアンダーグラウンド(地下で掘る)があって、ごん兵はアンダーグラウンドを担当してます。
で、鉱山の敷地に入るとこんなでーっかい車がひっきりなしに走ってます。
地下に入るトンネルの入り口。
これはもうひとつある地下の入り口。(右奥に二つ穴がありますが、手前が入り口で奥は空気口)
地下は今のところ300mくらい行くんだそうで、金脈があればもっと深く行くこともあるし、横に伸ばしていくこともあるそう。
で、こんな車で中から岩を運び出します
背が低いのは狭いトンネル内を走るからだろうな。
運び出された岩はこんなマシンである程度細かく砕かれます。
この中にどんだけゴールドがあるんかなあ?って思っちゃう。
で、砕かれた岩は一番最初に見せた大きなトラックでミル(採石場)に運ばれ、最終的にゴールドだけが取り除かれ、
そして
”金の延べ棒” になるわけだ。 (たぶん・・・)
まあ、簡単に言うとこんな感じ。
ちなみに鉱山は24時間体制で動いてます。(機械止めたら余計に無駄だから)
それから岩は爆弾で爆破させて砕くわけなんですが(とっても危険!)、毎日夕方5時半過ぎになるとオープンピット(地上)で爆破されるのがよーく聞こえます。
その迫力のすごいこと。
タンザニアでは朝晩同じように爆破があったんですが、地下だったのでゴゴ~ッっていう雷みたいな音。
だけど、ここはオープンなので爆破がまるっきり表で行われるので音も地響きもちょっとすごい。
初めての時は、いったい何事かと思ったほどたまげました。
だって、音はもちろんだけど、窓ガラスなんかが振動で揺れるほど。
家の前でゴミあさってたカラスなんか、たまげて飛んでいきますから。
さて、
この鉱山内、車の数がかなり多いんですが、こんなのもあります。
これはホコリだらけになってしまう道路に水を撒く専用の車です。
これがあるとないでは大違い。
砂埃で前にある車とか見えなくなって危ないですしねえ。
あと、この車は村に通じる道にもちゃんと行って水撒きします。
まだ地下には入ったことがないんですが、たぶんこんな感じ?
(これはタンザニアにいる時の写真。ごん兵が懐中電灯でここに金があるよーと教えてます)
ちょっと前に事故があったと言いましたが、鉱山の仕事ってかなり大仕事なので危険が伴います。
そんな危険を伴っても人間が欲しがるゴールドって・・・・・すごい。
あ、ちなみに、ここは地元のおっちゃんが畑仕事をしているときに偶然ゴールドを見つけたのがきっかけらしいです。
あ~あ、おっちゃん、黙っていれば一躍ゴールドハンターとして億万長者になってたかもよ。
・・なんてこと考えながら、私も散歩の時に横目で光るもんを探してみたりしてる。
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by mikiume-nz-africa
| 2012-03-01 18:16
| ガーナ出来事