タンザニアの次はガーナでゴールド掘ってます。


by mikiume-nz-africa

釣り

朝 3時 014.gif014.gif

前の晩、すっかり楽しいお酒を飲み、テントの中でぐっすり寝ていた私達ですが、Tさんに起こされました。

「ホントに起きてきたっ!」

まず、私が最初に思ったこと。


夜11時過ぎまで飲んでて、その時にTさんが
「明日は3時に釣り行くよ。起こすからな」
と言ってたんですが、Tさんのあの飲みっぷりじゃ、まあ行ったとしても3時は早すぎるだろうから5時くらいかなーなんて勝手に思っていたら、ホントに3時に起こしにきました!時計を見たらきっかり3時!!すごっ!

おまけにTさん、私達が帰った後もKさんと1時まで飲んでたんだそうで、寝たのは2時間もなし。

「ぜーんぜん大丈夫! 2時間寝れば十分だ。」

と言うTさん。・・・・すごいな。


外は真っ暗で肌寒くごん兵はウィンドブレーカーといつも持ち歩いてる頭にくっつける懐中電灯を持って出かけて行きました。


釣りに出かけたのはごん兵とTさんの他に男性二人。
Tさんの大きな船は2艘流されてしまったそうで、釣りに出かけたのはTさんの友達の小さな船。
(ちなみにこの日は土曜日だったので片付けの仕事はお休み)

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朝8時過ぎに帰ってきた二人ですが、車のトランクには大きなサーモンがいっぱい!軽く30cmは超えてる!
ごん兵の話では持って帰ってきたのは、釣った半分くらいだそうで、合計で20匹以上釣ったことになります。

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釣りは大好きなごん兵ですが、彼らの釣りの仕方には驚きだったそうです。
帰ってきてからキャンプ用のガスバーナーで作った紅茶を飲みながら興奮気味にあれこれと話してくれました。
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この釣りはごん兵にとってかなり貴重で忘れられない体験になったことと思います。(しばらくこの釣りのこと話してましたから・・)


ところで釣った魚たち、Tさんはみーんな近所の人たちに配ってました。

そして、ごん兵に向かって一言

「後少し休んだら、また釣り行くけど行くか?」


えっ??? また行くんですかい? たった今帰ってきたばかりで、それに昨日は2時間も寝てないんじゃないの?少し休んだ方がいいんじゃないですか?

とか言う私達の心配はまったく無用で、Tさんは疲れもまったく見せず、
「何いってんのー?!これからだよー041.gif
と元気元気。 あっぱれです。


私達はその日はもう立つ予定だったので、第二段の釣りはお断りしテントを片付けた後帰って来ました。

お別れの時、
また再会を約束し堅く握手するごん兵とTさん、どうやら二人とも涙もろい体質なようで目が真っ赤になってました。
車で走り始めたら、ごん兵どうやら我慢できなくなったようです。こらえていた涙がボロボロ。

「いい人たちだったなあ。いい体験させてもらったなあ。また来ような」

と、腕で涙を拭き拭き言ってました。


行く前に、
「泣きたいのは被災者の人たちで、私達は泣いてる場合じゃない」とお互い涙もろい私達は、なるべく強くいようと誓い向かったのでした。
だから、涙を多少浮かべてもお互いになんとか我慢していたんです。

でも、Tさんと別れ町を去るときは、もうそれが限界でした。
私より更に涙腺が弱いごん兵ですから、それがよくわかりました。

いいよー、もう泣いても。
と私のハンカチを出してあげたら、それで  ”鼻かんでたっ!”005.gif021.gif



そんな訳で、ひょんなことからTさん家にお世話になり、すっかりお友達になってしまった私達ですが、本当に温かくありがたい経験をさせていただきました。


家族を亡くし、家をなくし、仕事もなくしてしまった沢山の人たちですが、深い傷を胸に抱えているにも関わらず、不意に訪ねた私達を温かく迎えてくれました。

話を聞くたびに、こみ上げてくる涙をこらえるのが大変で、励ましの言葉をかけたくてもその前に胸がいっぱいになってしまいなかなか思うように言葉がかけられなかった自分が恥ずかしく思います。

本当の”強さ” と言うのは、心の奥くにじっと潜んでいるもので、なかなか強さとして姿は見せないのかもしれません。
でのその強さを、明るさと前向きさ、そして人に対する優しさや親切心で現すことが出来る人。そんな人たちに今回出会うことができた気がします。


そしてTさんが私達にくれたTシャツ
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「この「絆」で俺たちは結ばれ助け合っているんだ」

と、Tさん達が言うように、町の皆が助け合い、強い絆でつながっているんだと言うことも教えてもらいました。


大変なときだからこそ、人の絆が強くなる、人のありがたさ、優しさがわかる。
皮肉なことだけど、人はそうやっていろんな出来事から沢山のことを学んで行くものなんだと思います。

この地震、津波の出来事は日本中、世界中に大きな影響を与え、そして多くの人にいろんな気づきを与えたと思います。


でも、まだまだつらい環境の中で苦労されている人が沢山いるので、ほんのわずかを垣間見ただけの私達が大げさで偉そうなことを言うつもりはありません。

まだ瓦礫の片付け、町の復興には時間がかかると思います。
でも、一歩一歩少しでも前に進んで欲しいと心から思います。



また、行きます。
また行って、何か私達にできることをしたいと思います。


お世話になったTさんや作業を手伝わせてくれた人たち、話を聞かせてくれた人たち、本当にありがとうございました。



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by mikiume-nz-africa | 2011-08-01 12:36 | 旅~日本