タンザニアの靴事情
2011年 04月 05日
日本では、靴なんて一人数足は持っているのが普通で、結構安く買えたりしますが、ここアフリカはそうはいきません。
村に行けば、大人も子供も裸足で歩いている人が多いし、この鉱山で働く人たちの中でも支給される靴以外は持っていないと言う人も少なくないようです。
実は数週間前、私達のガーデンプロジェクトで手伝いに来てくれたタンザニア人にごん兵が古くなった靴をあげたんです。
彼は穴の開いた靴を履いてて、ごん兵は気の毒になったらしい。
私もごん兵の履き古したクサイ靴をどうにかしたくて、何度も「新しいのをもらえば?」と言っていたのでよいチャンス!
だけど
ごん兵の靴も偉そうに人様に差し上げられる代物ではない。
だって、こんなだもん
だけど、そのタンザニア人ったら、もう飛び上がって喜んでる!(ほんとに何度もジャンプしてた)
ごん兵の靴はかなり痛んでいるものの、革だしつま先には物が刺さっても大丈夫なように分厚くとっても丈夫に出来ています。とりあえず穴は開いてないし!
タンザニア人の彼の靴と比べたら確かにマシだ。
もう彼は大喜びで、「家に帰ったら磨いて履きます」と大事そうに抱えて持っていきました。
靴をプラスチックのバックに入れてあげたら、そのバックが立派だとまたまた大喜びしてた。
どうみても小柄な彼には大きすぎる靴だけど、大は小を兼ねるからいいのか。
それ以来、彼はごん兵と私のことを「ラフィキ~!」(スワヒリ語で友達)と呼ぶようになり、見かけると走って近寄ってきて握手してくるようになりました。
よっぽど嬉しかったんだろうな。
ちなみに彼は近くの村から日雇いで通ってきている人で、家には10人の子供がいるそうだ。
で、ある日その彼を見たらあげた靴履いてない。
「靴はどうした?」と聞くと、
「お出かけ用にしまってある」
とのこと。
ん~・・・ま、いっか。
ごん兵の話だと、会社内でも靴に関する問題が結構多いんだそうです。
会社で支給される靴を村に行って売ってお金にし、またごん兵のところに来て「靴がなくなった」「盗まれた」と言ってくるタンザニア人が多いんだとか。
売らないにしても、家族や親戚にあげて、「なくなった」と言ってはまたもらいにくる、と言う人もいるらしいです。
最初は信じていたごん兵も、同じ理由で靴をもらいにくるタンザニア人が多すぎるので、最近はかなり厳しくしているらしいです。
どこまで信用すればいいのか難しい所であり、ごん兵結構それで頭痛めてます。
それから、ほとんどの作業員達 ”靴下履いてません”
買えない人もいるみたいで、最近会社で一人2足支給することになったそうです。
靴下も履かず、汗泥になって働く彼らの靴・・・。「鼻が曲がるニオイ」 だそうです。
だけど靴下をもらっても、きっと1週間とか履き続けてしまうんだろうな・・・。(想像したくない!)
それとも、その靴下も売ったり、家族へのお土産にしちゃうのか?
と、言うわけで、タンザニアのそんな靴事情でした。
最後に私がここで見た靴をいくつか・・・
穴が開いても靴は靴!
おそらく侵入者が逃げたときに脱げてしまったであろう靴
私の靴も結構汚れてきているけど、ここを去る時に村の子供達に置いていくつもりなので、それまでは大事に履こうと思ってます。(服もほとんどあげていく予定)
読んだついでにここクリックお願いします
村に行けば、大人も子供も裸足で歩いている人が多いし、この鉱山で働く人たちの中でも支給される靴以外は持っていないと言う人も少なくないようです。
実は数週間前、私達のガーデンプロジェクトで手伝いに来てくれたタンザニア人にごん兵が古くなった靴をあげたんです。
彼は穴の開いた靴を履いてて、ごん兵は気の毒になったらしい。
私もごん兵の履き古した
だけど
ごん兵の靴も偉そうに人様に差し上げられる代物ではない。
だって、こんなだもん
だけど、そのタンザニア人ったら、もう飛び上がって喜んでる!(ほんとに何度もジャンプしてた)
ごん兵の靴はかなり痛んでいるものの、革だしつま先には物が刺さっても大丈夫なように分厚くとっても丈夫に出来ています。とりあえず穴は開いてないし!
タンザニア人の彼の靴と比べたら確かにマシだ。
もう彼は大喜びで、「家に帰ったら磨いて履きます」と大事そうに抱えて持っていきました。
靴をプラスチックのバックに入れてあげたら、そのバックが立派だとまたまた大喜びしてた。
どうみても小柄な彼には大きすぎる靴だけど、大は小を兼ねるからいいのか。
それ以来、彼はごん兵と私のことを「ラフィキ~!」(スワヒリ語で友達)と呼ぶようになり、見かけると走って近寄ってきて握手してくるようになりました。
よっぽど嬉しかったんだろうな。
ちなみに彼は近くの村から日雇いで通ってきている人で、家には10人の子供がいるそうだ。
で、ある日その彼を見たらあげた靴履いてない。
「靴はどうした?」と聞くと、
「お出かけ用にしまってある」
とのこと。
ん~・・・ま、いっか。
ごん兵の話だと、会社内でも靴に関する問題が結構多いんだそうです。
会社で支給される靴を村に行って売ってお金にし、またごん兵のところに来て「靴がなくなった」「盗まれた」と言ってくるタンザニア人が多いんだとか。
売らないにしても、家族や親戚にあげて、「なくなった」と言ってはまたもらいにくる、と言う人もいるらしいです。
最初は信じていたごん兵も、同じ理由で靴をもらいにくるタンザニア人が多すぎるので、最近はかなり厳しくしているらしいです。
どこまで信用すればいいのか難しい所であり、ごん兵結構それで頭痛めてます。
それから、ほとんどの作業員達 ”靴下履いてません”
買えない人もいるみたいで、最近会社で一人2足支給することになったそうです。
靴下も履かず、汗泥になって働く彼らの靴・・・。「鼻が曲がるニオイ」 だそうです。
だけど靴下をもらっても、きっと1週間とか履き続けてしまうんだろうな・・・。(想像したくない!)
それとも、その靴下も売ったり、家族へのお土産にしちゃうのか?
と、言うわけで、タンザニアのそんな靴事情でした。
最後に私がここで見た靴をいくつか・・・
穴が開いても靴は靴!
おそらく侵入者が逃げたときに脱げてしまったであろう靴
私の靴も結構汚れてきているけど、ここを去る時に村の子供達に置いていくつもりなので、それまでは大事に履こうと思ってます。(服もほとんどあげていく予定)
読んだついでにここクリックお願いします
by mikiume-nz-africa
| 2011-04-05 15:40
| タンザニア出来事