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タンザニアの次はガーナでゴールド掘ってます。


by mikiume-nz-africa
ガーナのイースターの恒例の行事になってきている 『ガーナ パラグライディング フェスティバル』

行って参りました。

こんな道通って。。。。↓↓
パラグライディング フェスティバル_b0208620_23501755.jpg

向こうから対向車線を走ってくる車、車、車!!

ぅお〜〜〜いっ!047.gif047.gif

ここは一応ハイウェイだぞい!
私たちの車が見えないのかよっ!

まったく、信じられないガーナの交通ルール。(いや、ルールはないんだね)

こんなんだから、私たちは横の測道によけて、自分たちの斜線を譲らなければならない羽目になるわけ。’
で、反対から走ってくる車、「あー、ごめん、ごめん!」とかそんな態度はまったくなく

「おらおら、どけどけ〜!」と、強気でどんどん突っ走ってくるからね。 。。。。。さすがですよ。(投げやり)

で、年に一度の大きな行事が行われる、ンココ(ん、から始まる地名!)は、さすがににぎやかでした。

初日はテイクオフの場所には、民族衣装を着た大人子供が太鼓に合わせてダンスをしていてかなり盛り上がって、パイロットの人たちも一緒になって腰振っててお祭り〜って感じ。
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00045742.jpg
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00080850.jpg
テントもまだ張ってないし、この前話した拡大するはずの場所は想像通りまったくできてなくて使いものにならないのに、
こうゆうことだけは準備できるんだね、ここの人。037.gif いいの、いいの、この国の準備の出来なさはそれはもう百も千も承知してるから。


太鼓の音と、これまた恒例の巨大スピーカーから流れるガーナのドンチャカ音楽がもうぐちゃぐちゃに流れて、話をするのにもお互い怒鳴らないと聞こえないような場所なんだけど、まあ、盛り上がっていると言う感じはします。これがガーナ流。

ものすごい大勢の観客がいる中、15人のタンデムパイロットがどんどん飛び出します。
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00102763.jpg
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00165372.jpg
それにしても、こんなドンチャカ騒ぎの中、大歓声を浴びながら飛び出すことなんてここ以外あり得ないんじゃないかな〜。
これだけ、テイクオフするのを興奮してみている人たちってまずいないしねえ。
そういう意味では、パイロットの方々否が応でもアドレナリンがバンバンわき上がってくるってもんです。(きっと)

。。。。


。。。



こんな大にぎわいでみんなの注目を浴びながら

実は      

私も飛びました!  024.gif

一昨年はアメリカから二人女性が来ていたのに、なんと去年も今年も女子ゼロ!!  だそうで
私がでっかいパラグライダーのバッグを背負って歩いていたら、ガーナの人たちが
「あら、女だわよ。この人も飛ぶの?」 と言う変な目つきでじろじろ見られました。

ソロで飛ぶのは私とごん兵と、あとオーストリア人のサイモン。
サイモンがとってもいい人で、「一緒に飛ぼう!」と言ってくれて、3人で空中でヤッホーヤッホー言いながら30分ほど楽しみました。

私はまだまだ初心者なので、ごん兵とサイモンの後をついていけなかったんだけど、二人はどんどん向こうの高い山を目指して行き
それから更に30分ほど楽しんでました。 こんなとこ。 ↓↓
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00290103.jpg
ランディングエリアの、サッカー場のフェンスの周りには村の子供たちがワイワイと降り立つカラフルなグライダーを待ってます。
グライダーをたたんでいる間中ずーーーーっと「オブローニ!オブローニ!」と子供たちが呼ぶのでちょっとうるさくも感じるんだけどね。
パラグライディング フェスティバル_b0208620_00313530.jpg
初日は、午後4時前に雲行きが怪しくなってきたのでおしまい。
もんのすごい汗かいて、水3リットルくらいがぶがぶ飲みながら動き回っていたので、クタクタで、そんでもって泥だらけだったんだけど
なんかとっても良い気持ちで一日を終えました。
ロッジでパイロットの人たちと飲んだビールが超美味かった!

パイロットの人たちは、2年前に来ていた人も数人いたので「お〜!」って感じで再会。
他の人たちとも知り合いになれて話が止まりませんでした。

アメリカ人が一番多いけど、その他にはフランス、スペイン、ベルギー、オーストリア、ペルー、(あとどこかいたっけな?)
そして、我が日本からは岡田サン! 

一昨年もそうだったけど、ひたすら飛んで他の人よりも多く飛ぶので、みんなからロボットだ!と言われていました。
さすが、まじめな日本人! 

ちなみに、岡田サンが2本飛ぶ間、フランス人はゆ〜らゆ〜らとまだ1本目の空中、ってこともありました。
みんなが、「きっと、パッセンジャーが可愛い女の子だったんだよな」冗談で言ってましたけど。。。

まあ、こんな所でもお国柄、人柄が出るもんです。


もうちょっと、フェスティバルの話続きますけど、今日はこれで終わり。



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# by mikiume-nz-africa | 2014-04-22 00:56 | ガーナ出来事

世界ニュース接近

私たちが今住んでいるのは、

アフリカのガーナの田舎町。

でも。。。。。

前にも話したことあるけど、この住宅街に住む人たちの国際色豊かなのはかなり珍しいと思います。

CNNやBBC、その他の大きなテレビニュースで日々聞こえてくる、普段はあまり身近ではない国が
その国々の人たちと知り合いになっただけで急に ”身近な国” ”興味あり” に変身するから面白い。


フィリピンの台風の被害のニュースが流れれば、フィリピン人のSさんに家族の様子を伺い

最近では、ウクライナとロシアの問題。

偶然にも、ウクライナ人もいるし、ロシア人もいるので(二人は大の仲良し!)、みんな
「ねえねえ、この問題はどう思う〜?」 とか、みんな好き放題にあれこれ「地元民の声」を聞いたりしてます。

ウクライナ人の女性は、ソ連崩壊の頃の話から生活の変化、政治家の問題、あれこれをまるで歴史の本のように
「19○○年のあの時はあーでこーで」
「19○○年のあれはアレが問題で」

と、びっくりするほど自分の国の事について非常に詳しく覚えていて説明してくれます。(私が知らないだけ?当たり前??)

きっと、私が日本やニュージーランドに住んでいれば、ウクライナのことなんてろくに興味も持たず、流れてくるニュースも馬耳東風だったと思う。


そして。。。。

今、西アフリカで問題になっている  ”エボラ熱”

怖いですねえ〜。 (日本ではニュースになってます?)
アメリカでもイギリスでもかなり大きく取り上げられてるこのニュース、ちょっと私たちも冷や汗もんだったんです。

実は、この前は
「ガーナでもエボラ熱感染者??」と言うニュースが飛び込んで来て、みんな一瞬凍りつきました。

検査の結果、その人(少女)は感染者じゃなかったからよかったけど、これでガーナにも感染者が出たら大変なことになってました。


最初のエボラ熱感染者が発見されたのが、ガーナよりも更に西、そして北に行ったところにあるギーニと言う国だったんだけども

実は、ここにも

。。。。ギーニ人   いるんですねえ。(旦那さんはニュージーランド人)

当然、集まればエボラ熱の話になり、当たり前の如く、ギーニ人の彼女にあれこれ聞く詮索好きな奥様たち。(私も含め)037.gif

なんたって、彼女たち家族でつい先月数週間のホリデーを終えてギーニから帰ってきたばかりだからね!

もう世界ニュースがドン!と近くなります。


当然の如く、

「今のニュース」ではないけど、日本人っていうだけで

「あの地震の時はどうだったの?」「あなたの家族は無事だったの?」  と、逆に私も聞かれる立場に何度かなったんですけどね。。。


いや〜、ある意味、自分は結構おもしろい場所に住んでいるなあ〜


と、

。。。ちょっと思ったわけ。 (もうちょっとで去るけどね)



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# by mikiume-nz-africa | 2014-04-16 20:26 | ガーナ出来事

一足先に飛んだ

この前の週末のお出かけは。。。

今週末のイースターホリデー恒例になっている  「ガーナ パラグライディング フェスティバル」
が開催される場所へ行ってきました。

2年前に行った時の様子もブログで書いたと思いますが、宿泊先にしろフェスティバルにしろ、「あ〜ガーナだな」と納得できる
内容だったのを思い出します。

今年は前回よりも若干近い場所にいるので、どうしてもイースターまで待てないごん兵は運転手手配して行く事にしちゃった。

この行事はガーナの観光協会が開催しているものだけど、段取りからあれこれ手配のお願いはすべてアメリカ人の男性二人が仕切っています。

気になって仕方なかったごん兵は2ヶ月以上も前からそのアメリカ人に

「今年はやるのかい? やるんだったら行くからさ!」 と、せっせと下準備していたんですが、彼らからの返事は

「ほら、ガーナだからねー。こっちが催促しても今年やるかどうかさえわかんない、って言ってるんだよ。。。まったくねえー」

と、言う返事がきたのがつい1ヶ月ほど前の話。

おいおい、大丈夫なんかい?

今年はパイロット大幅に増やして15人も来るっていうのに。。。

まあ、そこんとこはガーナ。準備が大の苦手なので仕方ないですね。ギリギリまで待ちましょうよ。



さて、そんなわけでとりあえず、週末ドライブがてら行ってみたわけなんですが。。。。。

アメリカ人から聞いていた 「テイクオフの場所を2倍にしてもっとたくさん飛べるようにする」と言う2年前からの計画が今回実行されるテイクオフ場所に行ってみたらば。。。

一足先に飛んだ_b0208620_23584305.jpg
ありゃりゃ、、、、。こりゃダメだ。。。って状態でした。 やっぱり。
本当は左側と同じような場所が、右側にも出来ているはずだった。。なのに、やっていたのは、右側に会ったコンクリートを壊しただけだった。木も切られてない。

日曜日に一足先にやって来たリーダーのエド(江戸さん、アメリカ人)もツルツルの頭を抱えちゃってた。。。
(上写真、対策を練るごん兵と江戸さん)

この計画2年前からあると言うのにこの有様??
今週金曜日から始まるっていうのに、、、、?????

ごん兵と江戸さんで、ガーナ観光協会の人たちに
「今まで何をしてたんだ? 今週から始まるんだよ? どうするんだよ?」
と追求したところ、彼らの返事ときたら

「あ〜、僕たちはよくわかりません。他の人たちの担当なので。いろいろ大変なんです。チャレンジがあるのがアフリカですから。。。へへへ」

と、お決まりの逃避。

世界中からわざわざパイロットが15人も来るというのに、どうするの???

と、いうわけで、ごん兵と江戸さんで地元の業者に掛け合い、ブルドーザーがあるか?あれこれがあるか?あと4日でこうこうできるか?

と電話しまくり、なんとかやってくれそうな業者を見つけ出しました。

このすべての作業をガーナの人たちに任せていたら、今週末どころか、来年までだって仕上がらないので、ごん兵と江戸さん必死。

生憎私たちは帰って来なければならなかったので、後は江戸さんにおまかせしてきました。ごん兵と江戸さんは頻繁に連絡し合ってるみたいだけど、さあ、どこまでできるのか???


ところで私たち、江戸さんが到着する前に一度飛んでみたんです。

村の学校の庭に降りたんだけど、、、、、降りた途端100人は軽く超える子供たちに囲まれちゃった〜!!!!

うっかりしていると、ポンポンとグライダーの上に上ってしまう小さな子供もいるので

「ドンタッチー!! Don't touch it!   ステイアウェ〜〜イ!!! Stay away!」  

と、大声てわめいてどかせたよ。   ほら、こんな↓↓ これでも半分はごん兵の方に行ってるので、本当はもっとたくさん!
一足先に飛んだ_b0208620_00134877.jpg
ごん兵なんか、見えなくなっちゃってたし。
一足先に飛んだ_b0208620_00200072.jpg
グライダーを小さくたたんで行けば行くほど、子供たちが近寄ってきてムンムン彼らの息がすごそこまで、、、って感じで息苦しくなってしまうほどの熱気。たたみ終えた時には、「お〜〜っ!」と歓声。なんなんだ?

子供たちはこぞってグライダーを担いで持って行ってくれようとします。
小銭欲しいんだよね。

なので男の子二人にお願いして道まで歩いてきたんだけど、他の子供たちもゾロゾロついて来る。こんな感じで。
一足先に飛んだ_b0208620_00224894.jpg
中には、「おい、オブローニ!金くれ!」 なんて行儀の悪い子供もいたけど、たいていの子供たちはみんないい子でした。


そんなわけで、今週金曜日、私たちも再び行きます。お手伝いに。

日本からも一人パイロットの方がいらっしゃいます。Oさん今年で3回目かな?
(一昨年初めて来た時に、会ったこともないのにメールで図々しく、「来る時マヨネーズもってきてもらえます?」なんてお願いしちゃったんだよな、私。あー恥ずかしい)

さあ、どうなるのか楽しみです。 だいたい想像はつきますが。。。。



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# by mikiume-nz-africa | 2014-04-16 00:36 | ガーナ出来事
週末、ちょいと出かけてきましたよ。

ドライバーさんが、いつもとは違う道を通っていて、

「あれ〜?!なにこの道!すっごくスムースできれいじゃん!!」   と、ごん兵と二人でたまげちゃった!

だって、ここって鋪装されている道でも、30センチ以上はあるかと思われるような穴ぼこだらけ。

そして、そんなのをよける為に反対車線を普通に走る車やバス。

うっかりしたら、頭が車の天井にどっかーん!とぶつかるので常に注意してないと危ない。

こんなんだったら、下手に鋪装なんかしないほうがよっぽどましな道なのに。。。と思う道ばかり。

なのに、、、

あれ?? 見てこの道〜

ありがとう日本、頑張れアフリカ_b0208620_01432847.jpg
こんな道は日本のみなさんは普通だと思うでしょうけど、これここでは、「普通」じゃないです。ええ。

で、ごん兵がドライバーに「この道はスムースできれいだけどなんで?」 と聞いたら

「この道は3、4年前に日本の政府が作ってくれたんです

きゃあ〜!!!素晴らしい!すばらしい!スバラシイ!  
なんてことでしょう! 

ドライバーは”政府”と言ったけど、本当の詳しい経緯(団体や諸々)のことはわかりません。
でも、道の脇にこうやって我が国の国旗がババーン!とあったりすると、更に嬉しいもんです。 
超スムースな道なのでドライバーも超飛ばしてたので、超ボケちゃった写真 ↓↓
ありがとう日本、頑張れアフリカ_b0208620_01571313.jpg
数年前にタンザニアのセレンゲティ国立公園にサファリツアーに行った時も、まったく同じような会話がありました。

ごん兵「あれー、この道きれいだねー」
ガイド「これは、日本のJICAが作ってくれました。」
ごん兵「あ〜、やっぱりね。(タンザニア人が作るにしては)きれいすぎるもん」

そして、ここガーナでも同じ。

あ〜、日本人として誇らしく思える瞬間です。

ありがとう!日本!024.gif024.gif 
さすがニッポン!  


ただね。。。。。

ガーナだって、別にお金がないわけじゃないと思うんだよね。

首相の家にこれだけの費用をかける国だから、お金がない国じゃない。
考えられる? これが首相の住む家だってよ。
一家族が住む家とは思えない建物だ。

ありがとう日本、頑張れアフリカ_b0208620_02061069.jpg
金、ダイヤモンド、そしてオイルまである国。 貧乏であるはずがない。

なのに、何故?

答えは簡単。  誰もが口を揃えて言います。  それは 『Corruption』 政治家の汚職。

ガーナ人に聞いても、ほとんどの人が、「政治家はみんなお金を自分のポケットに入れてるからね」

と、そんなのあったりまえ〜!って言う反応をする。


これだけミネラルに恵まれた国なのに、何故それを国の為、国民の為に使えないのか?

こうやって他の国の力を借りて、鉱山を運営し、道路を作ってもらい、ボランティアも送ってもらい、資金も頂かなきゃならないのは
やっぱり、この国に欠けているものがかなりあるってことなんだよな。

私たちが住むこの鉱山の町でさえ、「汚職」だらけ。
そして、それが普通になっちゃってる。

なんだか、下の人たちは、どこかで万歳(ギブアップの万歳ね)してて
「どうせ、俺たちは、、、」「これがアフリカだからね、、」みたいな完全あきらめている言葉をよく聞くと更に疑問を感じるし残念に思う。

「アフリカ」 

って言葉だけで、貧しい、気の毒、と思い、助けてあげたいと思うのは、多くの人が感じていることだろう。
私も、実際に住むまではそう感じていたし。。。

でも、それじゃこの国は、ずーーっと、このままのような気がしてしまう。
自分たちでなんとかしようって気持ちがないと、いつまでたっても上の人たちだけが自分たちの懐を温め、富を増やし
下の人たちは相変わらず貧しい生活、汚い水で洗濯をする毎日。

だからって、サポートをなくす方がいいって言ってるわけじゃないけど
でも、ちょっと頼るのが当たり前になってきてしまうんじゃないかな?と思うわけですよ。だって楽だもんね。はっきり言って。

でもさ、
道だって、他の国に直してもらう前に、自分たちで直すだけのお金をなんとかしようよ!  政治家さん!
(なーんてここで私がこんなこと言ったってムダムダなんだけども)
いつ職がなくなるかわかんないから、今のうちにせっせと懐にこっそり溜め込みたいんだろうけど
そして、王様のような対応をあちこちでされたら、その生活を落とすことなんてしたくないんだろうけど

でも、この国には自分たちだけでできるだけの地盤はあるんじゃないかな?
さっきも書いたけど、これだけ多くの金鉱山があり、油田があり、ダイヤも取れるんだからさ。

でも肝心なのはそれを扱う「人」。

所詮「人」なんだね。

頑張れガーナ!アフリカ!  



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# by mikiume-nz-africa | 2014-04-15 02:51 | ガーナ出来事

子猫と孤児院

家に朝晩ご飯をおねだりにくる白猫「ブルー」

夕方暗くなりかけの時間帯はドアを開けていると、蚊が入って来るので(マラリアが怖いからね)閉めておいて餌だけを外に出してるんですが、数日前もいつものように、餌を外に出しドアを閉め、私はキッチンでウロウロ。
しばらくして、「もう食べ終わったかな〜」とちょこっとだけドアの隙間からのぞいてみたら。。。

白猫のはずのブルーが。。。。。

あれ???  メインの白毛に茶色の毛が見えるんだけど? グレーも入ってる? 

そっとドアを開けると、一目散に逃げる猫。もちろんブルーじゃない。

ブルーが食べ終わった皿をペロペロなめていたのは、ブルーよりも一回りは小さい子猫でした。

まだ赤ちゃん声で、遠くから私を見てニャーニャー。

それから毎日ブルーと同じ時間にウロウロするようになった子猫ちゃんなんだけど、餌を横取りされると思ってるブルーは黙っちゃいない。

子猫を見ると、背中をまん丸くして、「シャッー!!」と威嚇してます。

なので、少し離れた場所に子猫用の餌を置き、別々にあげるようにしました。

動物好きのカナダ人奥さんに聞いたところ、こうゆう斑はメス猫なんだとか。。。へえ〜知らなかった。
マスオとか名前呼び始めなくてよかったな。
子猫と孤児院_b0208620_00365138.jpg
もう私たちは去るというのに、こんな風に餌付けてしまっていいのか? 
と思ったりもするんだけど、猫は食用だと思っている人たちが住むこの場所で、もしかしたら短い生涯かもしれない猫たちならば、せめて美味しいもんを腹一杯食べて、「うわっ、おいしかった〜」 と満足する出来事が少しでもあれば幸せなんじゃないかな?
と勝手に思ったりしてます。 (いろんな意見があると思うけどね)

さて、

ところで昨日、孤児院に行ってきました。
古着や靴、お菓子なんかを持って。

今回行った前に行った場所ではなく、町から少し離れた所にある孤児院。(ガーナ人の女性が経営)
また設立して7年しか経ってないそうだけど、そこにいる子供たちは合計30人。

私たちが行った時はまだ学校から帰ってない子供たちもいたので、会えたのは10人弱の小学生たちと7ヶ月の赤ちゃん。
この赤ちゃんは生まれてすぐに孤児院の前に置かれていった男の子だそうで、もちろん母親はわからない。
でも、小学生のきょうだいたちが代わる代わる子守りをしていたので、ちょっと安心しました。
(前の個人は乳児は建物が別れていたのでそうゆう光景がなかった)

子猫と孤児院_b0208620_01103614.jpg
赤ちゃんは、私を見ると手を出してきてメソメソ。。。
もうそんなの見たら抱かずにはいられない私は滞在中ずっとその子を抱っこしてました。
抱っこした途端に、私の胸にちょこんと頭をくっつけてしばらくしたらウトウトしてて可愛かった〜。
一緒に行った友人たちに、「もう帰るわよ!その赤ちゃん連れてくの?それとも置いていくの?」とからかわれながら、仕方なく赤ちゃんは小学生のお兄ちゃんに渡して帰ってきました。

ここでも食事担当者の人が夕食を準備してました。
今日は、ヤムイモと、トマトスープだそうだ。
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裏庭で持って行ったフリスビーで遊ぶ子供たち。
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この孤児院は私たちが住む大きな町からは車で20分ほど走ったところにあるので、そう簡単には行けない場所だけど
もうちょっと前に知っていたかったな〜、とちょっと今更ながらに思った次第です。
(この町にあるオーストラリア人人経営の孤児院はいろんな噂があって、なかなか行きにくい場所だったのでね)

でも、孤児院の経営云々はちょっと置いておいて、、、
行って、子供たちに会って感じたのは、どっちの子供たちもみんな笑顔だったってことだなあ。

こうやってオブローニに会う事も、対して変化のない毎日の中での「珍しい出来事」「楽しい出来事」「思い出になる出来事」になる。
みんな興味津々に寄って来る。

で、私がちょっとここの言葉を話して会話をすると、それはもう嬉しそうにもっと興味を示してくるのが手に取るようにわかります。

孤児院が大きくなるってことは、親を亡くした、または親が育てられなくなってしまったなどの残念な事情だから、けっして喜ばしいことではないけど、でも、この前の話のように、川に捨ててしまわれるよりははるかにいい。

複雑な問題だけどね。


どうかあの子供たちが愛情を持った大人に育ちますように。

読んでくれてありがとう!

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# by mikiume-nz-africa | 2014-04-12 01:28 | ガーナ出来事