信じられない罰
2013年 05月 29日
さて、私が学校で見た信じられない光景っていうのは。。。。
”体罰”
もう、でっかく書いちゃう!
前にも話したことありますが、ここでは先生が常にムチ棒を振り回し、ビッシビッシと机を叩いて子供たちを静かにさせたり、普通に頭を叩いたりします。
それがたとえ3つ4つの保育園の子供たちであっても容赦はしません。
それは知っているんだけど、昨日見た光景はあまりにもひどすぎてびっくり。
それは一日の終わりの集会が外で行われている時のこと。
比較的新しい女教師なんだけど、彼女と例の傲慢女教師のビクトリアが二人で金切り声あげてどなってました。 見てこの怖そうな顔!
どうでもいいことだけど、この先生、この辺にいる人には珍しくすっごい化粧して真っ青なアイシャドーとかしてるし、着ているものもいつも派手。
そして、彼女次から次へと子供たちの手の平をムチでビシバシ叩き始めました。
それも当然軽く叩くんじゃない。彼女の普段のうっぷんでも晴らしているかのように、おもっきり!
ムチなんかびゅんびゅん音たててるし。
他の先生に聞いてみたら、どうも朝遅刻した生徒なんだそう。
で、叩く場所は主に手の平。
それも一回じゃなく、両手。
子によっては、10回とか。。。ひえっ〜
痛すぎて手を出せないでいる子供には頭や尻にそのムチがビシーッと向かいます。
手の平をびしっと叩かれた子供たちは、すっごい痛そうな顔して手の平をこすり合わせて、そしてもうひとつの手を差し出す。
見てこの痛そうな子供たちの顔を!右下の女の子は叩かれた手を痛そうに足に挟んでます。
もちろん痛くて怖いから自然に身体は後ずさりしてしまう、そしてこの先生はどんどん詰め寄る。
上の写真と同じ子たちです。これだけ後ずさり!
この時点でこの子たちだけで叩く数は10回は超えてます。そのうち頭や尻も数回。
その光景を満足そうに見つめ、椅子に座りながら時々怒鳴っているビクトリア教師。
彼女いつのまにか妊娠してました。(どうでもいい)
はっきり言って、こんな光景を見ながら写真なんか撮ってる気分じゃなかったんだけど、この光景を他の人たちに伝えたく、そしてなんとか止められないものかと思い現場を押さえました。
ねえ、止めようぜ!!と何度か間に入りたくなったけど、よそ者の私が口なんか出す事ではないし、逆にこのオンナ教師にムチで叩かれるかもしれないのでじっとこらえてました。
それにしても子供たちが可哀想で仕方なかった。
なにもそこまでしなくても、と思う。
私があまりにも悲しそうな顔して時々声なんかあげちゃったので、それを見た子供たちが逆に興味津々に見つめてたけど、子供たちにとっても、教育者である先生たちにとってもこれが普通の当たり前の光景。。。。
さすがに校長に話に言ったんだけど、まったく話にならない。
校長もそれが当然だと思ってるし。
言う事聞かないから体罰で、っていう体制はわからないわけではない。
体罰すべてがいけないと言っているわけでもない。
でも、あれは教育している姿ではなかった。
パワー/権力のある先生は、自分の立場を使ってストレス発散でもしているような光景だった。
(私にはそう見えた)
校長が「あーでもしないと、子供は聞かないのよ。必要なことなのよ。」っていうけど、
あんな痛い思いしても、子供たちの遅刻が減らないのであれば、あの体罰は効かないことになる。
っていうか、その前に
先生だって時間通りに来ないじゃん!すげー適当じゃん!
と、私は言いたい。
そして、この体罰は、本来の目的の 「遅刻をさせない為」 ではなく
”教師の威力を知らしめるため”
の手段のような気がしてならない。。。。。。
と、これを書いていたらどんどん怒りが増してきてしまった。。。
私はよそ者。
文化も教育方法も違う場所で育った。
たまに遊びに行かせてもらっている立場で私が偉そうに何かを言うべきではない、とわかっている。
人にはそれぞれのやり方があり、みんなそれが最善だと思ってやってるからね。
正直なところ、何かベストなのかなんてわかんない。
自分なりの意見と価値観があって、自分の中ではそれがベストだと思っても、本当のところでは誰も計れないもの。
だから、このオンナ教師がしている体罰がいけない、とは一概には言えないけど
んんんんんんんんんんんんーーーーーーー
どうもねー。。。
現場を見ちゃうとね。。。。
あ〜 複雑だ!
。。。 っていう話でした。
読んでくれてありがとう!
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”体罰”
もう、でっかく書いちゃう!
前にも話したことありますが、ここでは先生が常にムチ棒を振り回し、ビッシビッシと机を叩いて子供たちを静かにさせたり、普通に頭を叩いたりします。
それがたとえ3つ4つの保育園の子供たちであっても容赦はしません。
それは知っているんだけど、昨日見た光景はあまりにもひどすぎてびっくり。
それは一日の終わりの集会が外で行われている時のこと。
比較的新しい女教師なんだけど、彼女と例の傲慢女教師のビクトリアが二人で金切り声あげてどなってました。 見てこの怖そうな顔!
どうでもいいことだけど、この先生、この辺にいる人には珍しくすっごい化粧して真っ青なアイシャドーとかしてるし、着ているものもいつも派手。
そして、彼女次から次へと子供たちの手の平をムチでビシバシ叩き始めました。
それも当然軽く叩くんじゃない。彼女の普段のうっぷんでも晴らしているかのように、おもっきり!
ムチなんかびゅんびゅん音たててるし。
他の先生に聞いてみたら、どうも朝遅刻した生徒なんだそう。
で、叩く場所は主に手の平。
それも一回じゃなく、両手。
子によっては、10回とか。。。ひえっ〜
痛すぎて手を出せないでいる子供には頭や尻にそのムチがビシーッと向かいます。
手の平をびしっと叩かれた子供たちは、すっごい痛そうな顔して手の平をこすり合わせて、そしてもうひとつの手を差し出す。
見てこの痛そうな子供たちの顔を!右下の女の子は叩かれた手を痛そうに足に挟んでます。
もちろん痛くて怖いから自然に身体は後ずさりしてしまう、そしてこの先生はどんどん詰め寄る。
上の写真と同じ子たちです。これだけ後ずさり!
この時点でこの子たちだけで叩く数は10回は超えてます。そのうち頭や尻も数回。
その光景を満足そうに見つめ、椅子に座りながら時々怒鳴っているビクトリア教師。
彼女いつのまにか妊娠してました。(どうでもいい)
はっきり言って、こんな光景を見ながら写真なんか撮ってる気分じゃなかったんだけど、この光景を他の人たちに伝えたく、そしてなんとか止められないものかと思い現場を押さえました。
ねえ、止めようぜ!!と何度か間に入りたくなったけど、よそ者の私が口なんか出す事ではないし、逆にこのオンナ教師にムチで叩かれるかもしれないのでじっとこらえてました。
それにしても子供たちが可哀想で仕方なかった。
なにもそこまでしなくても、と思う。
私があまりにも悲しそうな顔して時々声なんかあげちゃったので、それを見た子供たちが逆に興味津々に見つめてたけど、子供たちにとっても、教育者である先生たちにとってもこれが普通の当たり前の光景。。。。
さすがに校長に話に言ったんだけど、まったく話にならない。
校長もそれが当然だと思ってるし。
言う事聞かないから体罰で、っていう体制はわからないわけではない。
体罰すべてがいけないと言っているわけでもない。
でも、あれは教育している姿ではなかった。
パワー/権力のある先生は、自分の立場を使ってストレス発散でもしているような光景だった。
(私にはそう見えた)
校長が「あーでもしないと、子供は聞かないのよ。必要なことなのよ。」っていうけど、
あんな痛い思いしても、子供たちの遅刻が減らないのであれば、あの体罰は効かないことになる。
っていうか、その前に
先生だって時間通りに来ないじゃん!すげー適当じゃん!
と、私は言いたい。
そして、この体罰は、本来の目的の 「遅刻をさせない為」 ではなく
”教師の威力を知らしめるため”
の手段のような気がしてならない。。。。。。
と、これを書いていたらどんどん怒りが増してきてしまった。。。
私はよそ者。
文化も教育方法も違う場所で育った。
たまに遊びに行かせてもらっている立場で私が偉そうに何かを言うべきではない、とわかっている。
人にはそれぞれのやり方があり、みんなそれが最善だと思ってやってるからね。
正直なところ、何かベストなのかなんてわかんない。
自分なりの意見と価値観があって、自分の中ではそれがベストだと思っても、本当のところでは誰も計れないもの。
だから、このオンナ教師がしている体罰がいけない、とは一概には言えないけど
んんんんんんんんんんんんーーーーーーー
どうもねー。。。
現場を見ちゃうとね。。。。
あ〜 複雑だ!
。。。 っていう話でした。
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by mikiume-nz-africa
| 2013-05-29 20:15
| ガーナの学校