良心の大切さ
2012年 09月 22日
昨日、こっちは祝日。学校もお休み。
シメシメ・・・と思ったオブローニは 子供たちとまた遊んできました。
だけど・・・・・
見てこのゴミだらけの庭!
ほとんどが水の入っているビニール袋
こんな水を買って飲むのは大人だけしかいないから、ここで袋を捨てたのは ”大人たち”。
こうゆう光景を見て、彼ら(大人たち)は何も感じないんだろうか?
と真剣に思っちゃうけど、何も感じないからこのまんまなんだろうな~・・・・。
とりあえず、ぞろぞろと集まってくる子供たちにゴミ拾いさせて
その間に私は、村の小さな売店で飴玉を50個(200円くらい)買って ”ご褒美” を準備。
で、ゴミを拾ってきた子供たちに一個ずつあげたんですが
ドヤドヤと子供たちが寄ってくるので、私も誰にあげたかわかんなくなっちゃうわけです。
で、そこに一人いつもは見かけない男の子(10歳くらい)がいて、飴を頂戴と手を出してきたので
「あれ?さっきあげなかった?」って聞いたら
「もらってない」 と。
ん? ホントか? と思って彼の反対の手に目をやると・・・かすかに見える飴の袋。
「そっちの手にあるものは何?」と聞くと、さっと後ろに隠す彼。
見せなさい!ときつく言って見てみると、なんと既に彼の手には飴が2つ!!
” 一人一個!”
と何度も言ってるのにも関わらず、こうやってズルしちゃう子ってやっぱりいるんですよねえ。
まだ3歳くらいまでの子なら、「もっとちょうだい」って何度も言ってくるのはわかる。(あげないけど)
でも、いけないことだとわかっている年齢の子供でも、案外平気な顔してずるいことをするのはどうもいただけない。
だからオブローニは叱ります。ビシッと。
その初めて見る少年は、見つかったにも関わらずヘラヘラ笑ってて、飴を持って逃げようとしたんですけど
がシッと腕をつかんで止めましてかなり厳しく叱りました。
(相変らずヘラヘラ笑っててわかっていなそうだったけど・・・)
それにしても
ここの子供たちって、何かをもらう時、いつものカワイイ純粋な子供が突然悪魔のように豹変してしまうんです。
あの奪い合う勢いと、あの鋭い目のすごさったら・・・・!
そりゃあもう真剣そのもの。
でもね、やっぱりオブローニと関わる限りは 一応ルールとかマナーをちょっとでも教えたいと思うので
少しずつですがなんとか私の願いが伝わって欲しいと思っているわけなんです。
大きいお兄ちゃんに「並べ!」と怒られておとなしくなるチビたち。 (私よりも怖いらしい・・)
飴を出したり入れたりベトベトの手で私に触りまくるチビたち・・・ (や・・・やめてほしいんだけど)
昨日帰り道に考えてたんですけど
「してはいけないこと」 なんていくらでもあって、それを百も承知でやっている人はわんさといるわけです。(自分だって完璧じゃないしね)
まあ、小さい時の教育は必要なのは当然なんですけど・・・。
ちゃんとした道徳教育を受けた大人でさえ、飴をずるしてもう一個もらう、どころではない大きなずるいことをしているわけで・・・。(政〇家とかね)
そう思うと、別に飴のひとつや二つ、うるさいことを言わなくてもいいんじゃない? と言う、気持ちにもなってくる。
っていうか、私がそこでちょっと言ったくらいでは、「オブローニがさっきなんか怒ってたな」
くらいなもんで、ろくに効き目がないような気さえしてきたわけです。
ズルする子はする、しない子はしない。
大人も同じ。ズルする人はする。しない人はしない。
見つからなければいいんじゃん! っていう考えがある限り、どんなに注意してもやりたい子はやっちゃうと思うんですよね。
大事なのは、本人の心にある ” 良心” がそこで働くかどうか何じゃないかな? と。
まあ、私も時々良心がチクチク痛むこともあるし
人のことを偉そうにとやかく言えるほどじゃないんですけど・・・あはは(苦笑)
ん~~~~~~・・・・・
なんか教育って考えれば考えるほど難しいもんだな~~
な~んてねっ!
ただの子供たちの遊び相手のオブローニなんだけど、一丁前な振りして考えてみたりしてるわけ。。。
さっ、今日もこれから遊びに行ってきます!
いつも応援ありがとうございます。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
シメシメ・・・と思ったオブローニは 子供たちとまた遊んできました。
だけど・・・・・
見てこのゴミだらけの庭!
ほとんどが水の入っているビニール袋
こんな水を買って飲むのは大人だけしかいないから、ここで袋を捨てたのは ”大人たち”。
こうゆう光景を見て、彼ら(大人たち)は何も感じないんだろうか?
と真剣に思っちゃうけど、何も感じないからこのまんまなんだろうな~・・・・。
とりあえず、ぞろぞろと集まってくる子供たちにゴミ拾いさせて
その間に私は、村の小さな売店で飴玉を50個(200円くらい)買って ”ご褒美” を準備。
で、ゴミを拾ってきた子供たちに一個ずつあげたんですが
ドヤドヤと子供たちが寄ってくるので、私も誰にあげたかわかんなくなっちゃうわけです。
で、そこに一人いつもは見かけない男の子(10歳くらい)がいて、飴を頂戴と手を出してきたので
「あれ?さっきあげなかった?」って聞いたら
「もらってない」 と。
ん? ホントか? と思って彼の反対の手に目をやると・・・かすかに見える飴の袋。
「そっちの手にあるものは何?」と聞くと、さっと後ろに隠す彼。
見せなさい!ときつく言って見てみると、なんと既に彼の手には飴が2つ!!
” 一人一個!”
と何度も言ってるのにも関わらず、こうやってズルしちゃう子ってやっぱりいるんですよねえ。
まだ3歳くらいまでの子なら、「もっとちょうだい」って何度も言ってくるのはわかる。(あげないけど)
でも、いけないことだとわかっている年齢の子供でも、案外平気な顔してずるいことをするのはどうもいただけない。
だからオブローニは叱ります。ビシッと。
その初めて見る少年は、見つかったにも関わらずヘラヘラ笑ってて、飴を持って逃げようとしたんですけど
がシッと腕をつかんで止めましてかなり厳しく叱りました。
(相変らずヘラヘラ笑っててわかっていなそうだったけど・・・)
それにしても
ここの子供たちって、何かをもらう時、いつものカワイイ純粋な子供が突然悪魔のように豹変してしまうんです。
あの奪い合う勢いと、あの鋭い目のすごさったら・・・・!
そりゃあもう真剣そのもの。
でもね、やっぱりオブローニと関わる限りは 一応ルールとかマナーをちょっとでも教えたいと思うので
少しずつですがなんとか私の願いが伝わって欲しいと思っているわけなんです。
大きいお兄ちゃんに「並べ!」と怒られておとなしくなるチビたち。 (私よりも怖いらしい・・)
飴を出したり入れたりベトベトの手で私に触りまくるチビたち・・・ (や・・・やめてほしいんだけど)
昨日帰り道に考えてたんですけど
「してはいけないこと」 なんていくらでもあって、それを百も承知でやっている人はわんさといるわけです。(自分だって完璧じゃないしね)
まあ、小さい時の教育は必要なのは当然なんですけど・・・。
ちゃんとした道徳教育を受けた大人でさえ、飴をずるしてもう一個もらう、どころではない大きなずるいことをしているわけで・・・。(政〇家とかね)
そう思うと、別に飴のひとつや二つ、うるさいことを言わなくてもいいんじゃない? と言う、気持ちにもなってくる。
っていうか、私がそこでちょっと言ったくらいでは、「オブローニがさっきなんか怒ってたな」
くらいなもんで、ろくに効き目がないような気さえしてきたわけです。
ズルする子はする、しない子はしない。
大人も同じ。ズルする人はする。しない人はしない。
見つからなければいいんじゃん! っていう考えがある限り、どんなに注意してもやりたい子はやっちゃうと思うんですよね。
大事なのは、本人の心にある ” 良心” がそこで働くかどうか何じゃないかな? と。
まあ、私も時々良心がチクチク痛むこともあるし
人のことを偉そうにとやかく言えるほどじゃないんですけど・・・あはは(苦笑)
ん~~~~~~・・・・・
なんか教育って考えれば考えるほど難しいもんだな~~
な~んてねっ!
ただの子供たちの遊び相手のオブローニなんだけど、一丁前な振りして考えてみたりしてるわけ。。。
さっ、今日もこれから遊びに行ってきます!
いつも応援ありがとうございます。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
by mikiume-nz-africa
| 2012-09-22 19:01
| ガーナの学校