日本の土産とたくましい女子
2012年 07月 03日
昨日の日曜日
ずっと前に山登りのガイドをしてくれたアブ君の家に日本からのお土産を持って行ってきました。
アブは10歳くらいで下に5人くらい居る大家族。もしかしたら上にもいるかも・・。
兄弟が5人 ”くらい” とか、”いるかも” っていうのは、行くときにいる数が違うので正確な数はちょっとわからないんです。
なんせ、この家族、父母も含めまったく英語が理解できないもんで・・・。
あいにく、アブとお父さんは山に行っているようで不在。
だけど、日本から持ってきた服をお母さんに、そして子供たちには筆記用具、タオル数枚ををあげてきました。
お母さんの服って言うのは、日本の私の叔母が誰かにもらったちょっと着物と服を掛け合わせたような服を、こっちに持ってこれるようにちょっとアレンジしてくれたものです。
ちょっと日本人に合わせるのは難しい柄だから、原色とかが似合うアフリカ人とかにいいかも・・・ってことでおばさんが頑張って間に合うように裁縫してくれました。
そのおかげで、お母さんのアンゲラは大喜び!おそろいでバックもあるよー。
たぶん、セフィ語だと思うけど、何度も何度も手を握ってお礼を言ってました。
ごん兵には膝までついてたし・・・!
よかった、よかった。ここの家族にはきっと喜んでもらえると思っていたので持って行った甲斐があるってもんです。でも、言葉がまったく通じないので、長居もせずに帰ってきました。
子沢山のアンゲラと、たくましいオッパイの飲み方をする赤ちゃん。
ビエ~ッと泣くと、アンゲラはヒョイとおっぱいを吸わせます。こんな感じで・・・・
アブの妹弟。 舌をペロッと出している弟は前に来たときは真っ裸だったんですが、今日はかろうじて上を着てました。
(ちなみに、オ〇ン〇ンは相変らず丸見えだったけどね。見なかったことにしておくよ。)
・・・・・
さて、家に帰る途中、山の上の方から
「マダム・ミキ~!!!!」と5、6人で叫ぶ声がしました。
それも、それこそ反対側の山に届きそうな大きな声で。
振り返ると、子供たちが手を振って山を駆け下りてきました。
私のことを知っているのはE学校(仮名)の生徒に違いない。
ごん兵が、「じゃ、ついでだから上まで登ってこよう」って言うんで、私たちも彼女たちのいる山に登っていきました。
この子供たちは、道を広げるために伐採された木を薪にするために、斧で切っているところでした。
よーく見ると、そこに居るのは全部 ”女の子”!
10歳にも満たない女の子たちが、重たい斧やナイフを振り回して細かく刻んでいるんです。
見ているほうがヒヤヒヤ。。。。
思わず、「あっ、そんなに近寄っちゃ危ない危ない!!」 と言って小さい子供をよけさせたりしちゃってたんですが、どうやらそんなのは大きなお世話だったよう。
ごん兵いわく
”ここの子供たちは小さいときから斧やナイフを使っているから、俺たちが思うよりちゃんとしてるし、たくましい”
うん、確かに・・・・・・・・
ナイフや斧をあっちこっちで振り回していて、慣れていない私たちには見ていられないんだけど、彼女たちはそんなことはまったく感じちゃいない。
そして、斧を振り下げる足元を見れば
・・・・・・裸足 だもん。 ひえ~!です。
既に切り分けられた木の束があったので、ごん兵が一番軽そうなやつを持ってきて、私に持ってみろと言うんで、持ってみましたよ。
もちろん、アフリカ風に、頭に乗っけた!
あれ・・・・?
てっきり自分だけで持っているのかと思ったら、写真を見たらちゃんとお姉ちゃんが支えてくれてたんですねえ。知らなかった・・・。
なんか私が薪を頭に乗っけたのがよっぽど可笑しかったのか、子供たちには大ウケ!
ケラケラ大笑いされました。
でも、私が持ったのは、きっと一番小さい子供用。
もっと大きな物もあったし、重たい木もあったし、あれを30分以上かけて村まで歩いて運ぶ子供たちって、やっぱりすごいなあーと感心しましたね。
子供たちは
「来週学校に来る?」「本持ってくる?」 と何度も聞いてましたね、やっぱり。
本が楽しみで仕方ないようです。
中には 「来週は私にオレンジを1個だけ持ってきてください」
なんていう子もいたけどね・・・・。(その子はいつもねだる)
そして、私たちは山を下って来たんですが、私たちが見えなくなるまでずーっと「バイバーイ!」と叫んでたんですが、中にはわけもわからず「ジャンケーンポーン!」だの、「オハヨー」なんて叫んでいる子もいました。
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ずっと前に山登りのガイドをしてくれたアブ君の家に日本からのお土産を持って行ってきました。
アブは10歳くらいで下に5人くらい居る大家族。もしかしたら上にもいるかも・・。
兄弟が5人 ”くらい” とか、”いるかも” っていうのは、行くときにいる数が違うので正確な数はちょっとわからないんです。
なんせ、この家族、父母も含めまったく英語が理解できないもんで・・・。
あいにく、アブとお父さんは山に行っているようで不在。
だけど、日本から持ってきた服をお母さんに、そして子供たちには筆記用具、タオル数枚ををあげてきました。
お母さんの服って言うのは、日本の私の叔母が誰かにもらったちょっと着物と服を掛け合わせたような服を、こっちに持ってこれるようにちょっとアレンジしてくれたものです。
ちょっと日本人に合わせるのは難しい柄だから、原色とかが似合うアフリカ人とかにいいかも・・・ってことでおばさんが頑張って間に合うように裁縫してくれました。
そのおかげで、お母さんのアンゲラは大喜び!おそろいでバックもあるよー。
たぶん、セフィ語だと思うけど、何度も何度も手を握ってお礼を言ってました。
ごん兵には膝までついてたし・・・!
よかった、よかった。ここの家族にはきっと喜んでもらえると思っていたので持って行った甲斐があるってもんです。でも、言葉がまったく通じないので、長居もせずに帰ってきました。
子沢山のアンゲラと、たくましいオッパイの飲み方をする赤ちゃん。
ビエ~ッと泣くと、アンゲラはヒョイとおっぱいを吸わせます。こんな感じで・・・・
アブの妹弟。 舌をペロッと出している弟は前に来たときは真っ裸だったんですが、今日はかろうじて上を着てました。
(ちなみに、オ〇ン〇ンは相変らず丸見えだったけどね。見なかったことにしておくよ。)
・・・・・
さて、家に帰る途中、山の上の方から
「マダム・ミキ~!!!!」と5、6人で叫ぶ声がしました。
それも、それこそ反対側の山に届きそうな大きな声で。
振り返ると、子供たちが手を振って山を駆け下りてきました。
私のことを知っているのはE学校(仮名)の生徒に違いない。
ごん兵が、「じゃ、ついでだから上まで登ってこよう」って言うんで、私たちも彼女たちのいる山に登っていきました。
この子供たちは、道を広げるために伐採された木を薪にするために、斧で切っているところでした。
よーく見ると、そこに居るのは全部 ”女の子”!
10歳にも満たない女の子たちが、重たい斧やナイフを振り回して細かく刻んでいるんです。
見ているほうがヒヤヒヤ。。。。
思わず、「あっ、そんなに近寄っちゃ危ない危ない!!」 と言って小さい子供をよけさせたりしちゃってたんですが、どうやらそんなのは大きなお世話だったよう。
ごん兵いわく
”ここの子供たちは小さいときから斧やナイフを使っているから、俺たちが思うよりちゃんとしてるし、たくましい”
うん、確かに・・・・・・・・
ナイフや斧をあっちこっちで振り回していて、慣れていない私たちには見ていられないんだけど、彼女たちはそんなことはまったく感じちゃいない。
そして、斧を振り下げる足元を見れば
・・・・・・裸足 だもん。 ひえ~!です。
既に切り分けられた木の束があったので、ごん兵が一番軽そうなやつを持ってきて、私に持ってみろと言うんで、持ってみましたよ。
もちろん、アフリカ風に、頭に乗っけた!
あれ・・・・?
てっきり自分だけで持っているのかと思ったら、写真を見たらちゃんとお姉ちゃんが支えてくれてたんですねえ。知らなかった・・・。
なんか私が薪を頭に乗っけたのがよっぽど可笑しかったのか、子供たちには大ウケ!
ケラケラ大笑いされました。
でも、私が持ったのは、きっと一番小さい子供用。
もっと大きな物もあったし、重たい木もあったし、あれを30分以上かけて村まで歩いて運ぶ子供たちって、やっぱりすごいなあーと感心しましたね。
子供たちは
「来週学校に来る?」「本持ってくる?」 と何度も聞いてましたね、やっぱり。
本が楽しみで仕方ないようです。
中には 「来週は私にオレンジを1個だけ持ってきてください」
なんていう子もいたけどね・・・・。(その子はいつもねだる)
そして、私たちは山を下って来たんですが、私たちが見えなくなるまでずーっと「バイバーイ!」と叫んでたんですが、中にはわけもわからず「ジャンケーンポーン!」だの、「オハヨー」なんて叫んでいる子もいました。
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by mikiume-nz-africa
| 2012-07-03 00:02
| ガーナ出来事