タンザニアの次はガーナでゴールド掘ってます。


by mikiume-nz-africa

走らないインド人

さて、パラグライディング・フェスティバル の話の続きです。


このフェスティバルに集まったパイロットたちは世界のあっちこっちから。

アメリカの人が多かったですが、他にはブラジル、ナイジェリア、オーストリア、フランス、そして日本。
もう何度目かの参加の人たちも数名。

私たちはまだパイロットと呼ぶまでに到達してませんが、このパイロットの人たちと一緒のホテルで彼らと一緒に行動し、そしてお手伝いをさせていただきました。

ゴン兵は主に、グライダーの準備。
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私は飛ぶお客さんのリスト管理。


リストには名前が書かれていて、その人たちを探し、パイロットに紹介するっていう一見シンプルな仕事ですが、ちょこっと神経を使う場面もあったりします。


タンデムで飛ぶ際、パイロットとパッセンジャー(お客さん)の体重のつりあいっていうのがあって、まあ体格のいいパイロットに小柄な人が飛ぶのは問題ないようなんですが、小さなパイロットが大型の人と飛ぶのは嫌がったり、また大型同士もちょっと微妙だったりするようです。

でもそれはパイロットによってそれぞれ。

なので、私はまずパイロットのところへ行きパイロットにお伺いをたてます。

お客さんの方は見ずにヒソヒソと

「あそこの椅子に座っている、緑の縞模様のインド人のおっちゃんですが、どうでしょう?」とか
「あのちょっと太目のブルーシャツのアメリカ女性ですが、いかがでしょう?」

すると、パイロットはちらっと確認し

「大丈夫」だの
「いや、ちょっと大きすぎるから他のパイロットにお願いして」 だの

と言う返事がくるので、OKサインが出たところで初めてお客さんのところへ行って、パイロットを紹介するわけです。


でも、結構微妙なところもあり、あるアメリカ人の大型女性はOKサインを出してくれるパイロットがなかなか現れず、可愛そうにしばらく待たなければなりませんでした。
なぜ待たされるのか理由を言わなければならず、安全第一のためとはいえ、女性に「アナタは重たいから見合うパイロットがまだいません」なんて非常に言いにくいもんです。
「バランスが安全にも一番大事だから!」 と、言っておきました。


あと、人気がなかったのは インド人。

なぜかと言うと、彼らは

「走らないから・・・・050.gif


タンデムで飛ぶ場合、パッセンジャーが走らないと飛べないわけで、下手に走らず転んでしまったりすることもあるわけです。
しかも、今回飛ぶ場所は下が崖!! 思いっきり絶壁!!

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自衛隊の人たちも待機するほど・・・・・025.gif

実は、現に何度か「やばっ!!!」と思う場面があって、見てる私たちのも冷や汗もんでした。

一人のインド人女性は、パイロットに耳にタコができるほど「走れ!とにかく走れ」と言われていたのですが、なんとやっと走ったと思ったら飛ぶ寸前で 

”足ブレーキ!!!!”


崖が目の前にきたので怖くなったのか、飛ぶのが嫌になったのかしりませんが、一番危険な行動にでてしまったわけです。


そして、飛ばないまま崖の下へ・・・・・・・!!!!!!!005.gif005.gif


Oh! No~~~~!!!!  




しかし、運よく木の枝にも引っかからずグライダーが開いていて、無事飛ぶことができました。

ふわっと目の前に現れたときのあのみんなの安堵の声と歓声・・・・。


いやあ~~よかった。 

でも危なかった!

後でパイロットに聞いたら、「かなり焦った。やばかった。」って言ってました。  

・・・・・だろうな。


他にもインド人に関してはちょっとパイロットの皆さんいい経験がないようで、ちょっと引き気味。
特に女性は、走れと言われてもおそらく走ったことがないから、足が上がらないんだかなんだか、とにかく走れない人が多かった。足がもつれてしまうわけです、普段走ってないから。

あと、小さなインド人の女の子が飛んだんですが、実は彼女着地する寸前で 

ゲロゲロ~!!020.gif

としてしまったようで、見事にパイロットの顔へ直撃。

戻ってきたパイロットは
「次は、日本人にしてくれ」 って私に言ってました。(笑)


それから、インド人と言えば、あるオヤジはかなーり強引で失礼極まりない人でした。

私のところへやってきて、
「あと、何時間待たせるんだ?」
「俺たちはもう40時間も(大げさ)待ってるだぞ!」

と文句を言い、明日帰ってしまう娘をどうしても先に飛ばせろとうるさい。

実際に、多くの人たちが待っていて、前日から待っている人がいっぱいいたし、その中には翌日には帰らなければならない人もいました。

でも、気象条件もあるし、限られたパイロットの人数ですから限界があるわけです。


私はオヤジに 「みんな同じように待っているので、一人だけそんな待遇はできない。」
と言ったのに

「そんなのはわかってる。だけど、ここだけの話なんだ。特別になんとかできるだろ。オレからお願いしてるんだぞ。」 

と、それはまあ、しつこい。おまけに体くっつけて顔間近まで持ってきて話すし・・・。
 
5回くらい私のところへやってきて、その度に私がダメだっていうのでオヤジの口調もだんだん脅し気味になってきて、サービスが悪いだの段取りが悪いだのいろいろ言い出す始末。
でも、こんなとき私は非常に強いので、

「もし、私がアナタだけにそんな待遇をしたとして、同じような状況でもじっと待っている人たちに対してどう思いますか?公平だと思う? え? どうよ?」


普通、そこまで言えば黙って待つと思うんですが、なんとこのインド人オヤジはガーナ人の受付の女性のところへ行き、そこでしつこく付きまとい文句を言い、結局なんと娘を横入りさせてしまったんです。


その時のオヤジの私に向けたニヤけた顔ったら・・・・・。

「へっへへ! どうだ? みたか?004.gif」  とでも言いたそうな嫌な顔つきがたまらなかった。047.gif


で、オヤジの強引さで無事飛ぶことができた娘ですが、

やっぱり走らず、思いっきり転んでしまい顔面滑走。
ズボンも服も顔も砂だらけ・・・・・あ~あ。
2回目のトライでやっと飛んで行きました。


そんなわけで、インド人ちょっと不人気でしたね。
私もあの強引さとずうずうしさにはちょっと辟易だったな・・・。


今回の最年少で飛んだインド人の女の子。
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この時は、まさか飛行酔いなんてするとも思っていない・・・。



さて、次回は私たちが飛んだ話。


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by mikiume-nz-africa | 2012-04-11 15:54 | ガーナ出来事