休み時間のびっくり出来事
2012年 03月 21日
学校での休み時間の話です。
学校の外で遊んでいる子供たちの傍に行ったら・・・・
う~んっ!寄って来る寄って来るっ!
特にちっちゃいのが私の腰周りにいーっぱい。
そして、やっぱり 「オブロー二!」「オブロー二!」と連呼される・・・・。
そこで・・・・
私は大声で言いました。
「はい、みんな~!!!! 聞いてくださあ~い!」
「私の名前はMiki。だから、これかはオブロー二じゃなくて、名前を呼ぶんだよー!わかったあ?」
ってね。
ちょっと大きめの子供たちはわかったようで、すぐ名前を言ってましたが、ちっちゃいのはやっぱり駄目。
「私の名前はなんだっけ?」 と、言う私の質問に
ちびっ子は 「・・・・・・オブロー二」
・・・・・ま、いいか。長い目で見ましょう。
で、カメラを出したら大変。
こんなことになってしまった!
私の近くにいたちっちゃいのが押しつぶされそうになってしまって、収集がつかなくなったので、まだオブロー二オバサン叫びます。
「はーいっ みんな静かに下がって~!ちびっこがつぶされちゃうよー!」
しかし・・・
そんなのは聞いちゃいない・・・
そしたら、ちびっ子の数人がいきなり短い歌を歌い始めたんです。
よく聞き取れなかったけど、歌い終わったら子供たち大爆笑!
近くにいた先生に何の歌かを聞いてみたら、先生は少し戸惑ったように笑いながら
「あ、あれは ”オブロー二の歌”(白人の歌)」
どうやら肌の白い外人の歌だそうで、もう一回歌ってもらって先生に意味を聞いてみたら
「肌の白い人~、肌の白い人~、あなたのお口は赤いのね~、ホッホッホ~」
と言うようなことを歌っているらしいです。
私も「肌の黒い人~!あなたの歯はとっても白くて、お口は赤いのね~」って、歌っちゃおうかと思ったけど止めときました。ははは
さて、そんなことしてにぎやかにしていると、校長先生が来ました。
そして、なんとこれからPTAの方の家の葬式に行くからあなたも付いて来て、なんて言われました。
ええ~?! 葬式??
わけのわからないまま、学校の裏にある家に入って行ったんですが、そこには喪服らしい黒い布をまとった人たちがいっぱい。内庭のような所のプラスチックの椅子にみんな神妙な顔つきで座ってまして、”私は絶対場違い” な雰囲気いっぱい。
校長先生ってば
「私の後をついて、私の真似をしてればいいからね」と、まるで子供を扱うかのように私の手を引いてくれるのはいいんだけど、その家族の方たちの「こいつは何者だ?」的な視線がたまりませんでした。
で、たぶん風習だと思うんですが、私たちはそこにいる親戚家族全員に握手して歩きました。
中には「おーよく来たな」っぽい表情で声をかけてくれるおじさんやおばさんがにこやかに握手してくれたので、私も思いっきり笑顔を作ってみたものの ふっと我に返り 「おっと、ここは葬式葬式。しめやかに。。。」と神妙な顔つきをつくったりして、どうにも居心地が悪くてたまりませんでした。
どうやら若い娘さんが亡くなったらしく、その母親、姉妹が泣きながら、ふーらふーらと外をさまよっていました。
ちょっと不思議な光景・・・
親戚家族はそれを椅子に座って、じーっと見てる。
泣いている彼女たちを支えるわけでもなく、手を貸すわけでもなく、ただ見てる。それもとっても冷静に。
泣いている女たちは時々両手をあげて、空に向かってなにかを唱えてたり、ダンスみたいなしぐさもしながらひたすらウロウロ歩いていました。
話にきくと、葬式は夕方まで一日ずっと行われているらしいです。
ある意味、貴重な体験をさせてもらったかなと思いますけど、学校の初日で、いきなり葬式に参加っていうのもねえ~。
さて、丸一日行われる葬式に私たちは参加できるわけはなく、子供たちが待っているので途中で学校に戻ってきて、授業開始です。
今度のクラスは4年生。
授業は、「道徳と宗教」 ・・・・・・う~ん、難しそうだ。
先生の 「3大宗教ってなに?」と言う質問に、
「イースター教」 とか
「モハメド教」 とか元気に答える子供たちとまた一緒に勉強させてもらいました。
そんな感じで、あっと言う間に午前中終了。
そして学校初日は無事終わりました。
・・・・と、ところで今は朝6時。今日もこれから学校行ってきます!
さて、今日はどんなことがあるのか楽しみ~!
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学校の外で遊んでいる子供たちの傍に行ったら・・・・
う~んっ!寄って来る寄って来るっ!
特にちっちゃいのが私の腰周りにいーっぱい。
そして、やっぱり 「オブロー二!」「オブロー二!」と連呼される・・・・。
そこで・・・・
私は大声で言いました。
「はい、みんな~!!!! 聞いてくださあ~い!」
「私の名前はMiki。だから、これかはオブロー二じゃなくて、名前を呼ぶんだよー!わかったあ?」
ってね。
ちょっと大きめの子供たちはわかったようで、すぐ名前を言ってましたが、ちっちゃいのはやっぱり駄目。
「私の名前はなんだっけ?」 と、言う私の質問に
ちびっ子は 「・・・・・・オブロー二」
・・・・・ま、いいか。長い目で見ましょう。
で、カメラを出したら大変。
こんなことになってしまった!
私の近くにいたちっちゃいのが押しつぶされそうになってしまって、収集がつかなくなったので、まだオブロー二オバサン叫びます。
「はーいっ みんな静かに下がって~!ちびっこがつぶされちゃうよー!」
しかし・・・
そんなのは聞いちゃいない・・・
そしたら、ちびっ子の数人がいきなり短い歌を歌い始めたんです。
よく聞き取れなかったけど、歌い終わったら子供たち大爆笑!
近くにいた先生に何の歌かを聞いてみたら、先生は少し戸惑ったように笑いながら
「あ、あれは ”オブロー二の歌”(白人の歌)」
どうやら肌の白い外人の歌だそうで、もう一回歌ってもらって先生に意味を聞いてみたら
「肌の白い人~、肌の白い人~、あなたのお口は赤いのね~、ホッホッホ~」
と言うようなことを歌っているらしいです。
私も「肌の黒い人~!あなたの歯はとっても白くて、お口は赤いのね~」って、歌っちゃおうかと思ったけど止めときました。ははは
さて、そんなことしてにぎやかにしていると、校長先生が来ました。
そして、なんとこれからPTAの方の家の葬式に行くからあなたも付いて来て、なんて言われました。
ええ~?! 葬式??
わけのわからないまま、学校の裏にある家に入って行ったんですが、そこには喪服らしい黒い布をまとった人たちがいっぱい。内庭のような所のプラスチックの椅子にみんな神妙な顔つきで座ってまして、”私は絶対場違い” な雰囲気いっぱい。
校長先生ってば
「私の後をついて、私の真似をしてればいいからね」と、まるで子供を扱うかのように私の手を引いてくれるのはいいんだけど、その家族の方たちの「こいつは何者だ?」的な視線がたまりませんでした。
で、たぶん風習だと思うんですが、私たちはそこにいる親戚家族全員に握手して歩きました。
中には「おーよく来たな」っぽい表情で声をかけてくれるおじさんやおばさんがにこやかに握手してくれたので、私も思いっきり笑顔を作ってみたものの ふっと我に返り 「おっと、ここは葬式葬式。しめやかに。。。」と神妙な顔つきをつくったりして、どうにも居心地が悪くてたまりませんでした。
どうやら若い娘さんが亡くなったらしく、その母親、姉妹が泣きながら、ふーらふーらと外をさまよっていました。
ちょっと不思議な光景・・・
親戚家族はそれを椅子に座って、じーっと見てる。
泣いている彼女たちを支えるわけでもなく、手を貸すわけでもなく、ただ見てる。それもとっても冷静に。
泣いている女たちは時々両手をあげて、空に向かってなにかを唱えてたり、ダンスみたいなしぐさもしながらひたすらウロウロ歩いていました。
話にきくと、葬式は夕方まで一日ずっと行われているらしいです。
ある意味、貴重な体験をさせてもらったかなと思いますけど、学校の初日で、いきなり葬式に参加っていうのもねえ~。
さて、丸一日行われる葬式に私たちは参加できるわけはなく、子供たちが待っているので途中で学校に戻ってきて、授業開始です。
今度のクラスは4年生。
授業は、「道徳と宗教」 ・・・・・・う~ん、難しそうだ。
先生の 「3大宗教ってなに?」と言う質問に、
「イースター教」 とか
「モハメド教」 とか元気に答える子供たちとまた一緒に勉強させてもらいました。
そんな感じで、あっと言う間に午前中終了。
そして学校初日は無事終わりました。
・・・・と、ところで今は朝6時。今日もこれから学校行ってきます!
さて、今日はどんなことがあるのか楽しみ~!
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by mikiume-nz-africa
| 2012-03-21 15:09
| ガーナの学校