妻22人!
2011年 11月 14日
ちょっとアフリカでの他の話、思い出したのでアップします。
セレンゲティ国立公園のサファリツアーをしているときに、何度かマサイ族を見かけましたが、ツアーガイドの人が教えてくれた話をひとつ。
あるマサイ族の村があるんですが、そこの ”長”(酋長みたいなもん?) がすごいらしい。
彼はなんと22人の妻を持ち、その村はものすごい大きくなってきているらしいんです。
マサイ族は一夫多妻制ですが、やはり誰でも好きなだけ奥さんをもらうわけにはいかない。(そりゃそうだな、とは思いますが)
まだ狩りを主として生きているマサイ族のグループは、ライオンを捕ったか捕らないかで男の価値が決まったり、持ってる牛の数でオンナを射止める武器になるんだと聞きましたが、私たちが聞いた22人の妻のいる長はちょっと違うんだとか・・・・・。
あるマサイ族の村
さて、その彼の魅力っていうか、オンナの射止める男の武器はいったいなんだと思いますか?
それは・・・
”彼は霊能者”
実は彼は大変有能な霊能者らしく鑑定(?)してもらいたい人が後を立たないらしい。
で、その鑑定にあたり、人々が彼に捧げるものが牛だったり、食料だったり、たぶんお金なんかも多少動いているんだと思いますが、多くの人が自分の娘や妹などを捧げてしまうんだそうです。
そんなわけで現在妻22人。
もうあれから半年以上たってるので、あれからまた鑑定の為に娘を捧げた薄情な(?)父親がいるかもしれないので増えている可能性はありますが・・。
それにしても、22人の妻ってすごい。
もうそれは妻とは呼ばないのでは?と個人的には思いますが、どうなんでしょう。
カナダのある宗教家もそのマサイ族の長に負けないくらいの妻を持ってて子供なんか数え切れないくらいいるっていうのをテレビで観たことありますが、ちょっと不思議な世界ではありますね。
私たちがあるマサイ族の村に見学に行った時に聞いた話ですが、多くの妻を持つ男性は毎晩寝る場所を変えていくんだそうです。
”今日はこっちにしようかな~”
なんて言いながら決めるのかどうかは知ったこっちゃありませんが、それで男はいいんでしょうか?
っていうか、その前にオンナ達はそれでいいのかあ????
と、他人事ながらちょっと気になりなったりします、はい。
女たちはこの家で男を待ち子供を育てているわけです。
そして男たちは狩りをし、どんだけジャンプできるかを競い、男としての価値を高めています。
ちなみに男たちの靴・・・実はこれみんな古いタイヤで作られてます
これはある家のベッドルーム!!!
あいにくその霊媒師のいる村には行くことはできませんでしたが、きっとどこのマサイ族も昔ながらの同じような環境で生活しているんだと思います。
ただ、妻の数が違うだけで・・・。
あれですね、どこへ行ってもなにかミステリアスなもの、不思議なものっていうのは人の興味をそそり、魅力を感じるものなんでしょうね。
見えないものが見えたり聞こえたり、「神のお告げです」なんて言われれば信じたい人は信じちゃうってもんです。(きっと私だって信じちゃうかも)
とっても質素な生活をしているマサイ族の人たちだって、人としての悩みは先進国に住む私たちを同じようにあるわけで、悩みの内容は多少は違えども”幸せ”になりたいのはみーんな同じなんですね。
だから、人間ってそうやって未知の力がある人にアドバイスをもらったり、頼ったりするもんなんでしょう。
それにしても、自分の父親とかの鑑定の代わりとして売られていった娘たちは、夫となった霊媒師にはもちろん無料で観てもらえるんだろうな。
「うんうん・・・お前は俺と結婚して幸せだ。他の男と結婚してたら不幸になってたぞ」
とか、皆に言ってるんだろうか・・・。ははは
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セレンゲティ国立公園のサファリツアーをしているときに、何度かマサイ族を見かけましたが、ツアーガイドの人が教えてくれた話をひとつ。
あるマサイ族の村があるんですが、そこの ”長”(酋長みたいなもん?) がすごいらしい。
彼はなんと22人の妻を持ち、その村はものすごい大きくなってきているらしいんです。
マサイ族は一夫多妻制ですが、やはり誰でも好きなだけ奥さんをもらうわけにはいかない。(そりゃそうだな、とは思いますが)
まだ狩りを主として生きているマサイ族のグループは、ライオンを捕ったか捕らないかで男の価値が決まったり、持ってる牛の数でオンナを射止める武器になるんだと聞きましたが、私たちが聞いた22人の妻のいる長はちょっと違うんだとか・・・・・。
あるマサイ族の村
さて、その彼の魅力っていうか、オンナの射止める男の武器はいったいなんだと思いますか?
それは・・・
”彼は霊能者”
実は彼は大変有能な霊能者らしく鑑定(?)してもらいたい人が後を立たないらしい。
で、その鑑定にあたり、人々が彼に捧げるものが牛だったり、食料だったり、たぶんお金なんかも多少動いているんだと思いますが、多くの人が自分の娘や妹などを捧げてしまうんだそうです。
そんなわけで現在妻22人。
もうあれから半年以上たってるので、あれからまた鑑定の為に娘を捧げた薄情な(?)父親がいるかもしれないので増えている可能性はありますが・・。
それにしても、22人の妻ってすごい。
もうそれは妻とは呼ばないのでは?と個人的には思いますが、どうなんでしょう。
カナダのある宗教家もそのマサイ族の長に負けないくらいの妻を持ってて子供なんか数え切れないくらいいるっていうのをテレビで観たことありますが、ちょっと不思議な世界ではありますね。
私たちがあるマサイ族の村に見学に行った時に聞いた話ですが、多くの妻を持つ男性は毎晩寝る場所を変えていくんだそうです。
”今日はこっちにしようかな~”
なんて言いながら決めるのかどうかは知ったこっちゃありませんが、それで男はいいんでしょうか?
っていうか、その前にオンナ達はそれでいいのかあ????
と、他人事ながらちょっと気になりなったりします、はい。
女たちはこの家で男を待ち子供を育てているわけです。
そして男たちは狩りをし、どんだけジャンプできるかを競い、男としての価値を高めています。
ちなみに男たちの靴・・・実はこれみんな古いタイヤで作られてます
これはある家のベッドルーム!!!
あいにくその霊媒師のいる村には行くことはできませんでしたが、きっとどこのマサイ族も昔ながらの同じような環境で生活しているんだと思います。
ただ、妻の数が違うだけで・・・。
あれですね、どこへ行ってもなにかミステリアスなもの、不思議なものっていうのは人の興味をそそり、魅力を感じるものなんでしょうね。
見えないものが見えたり聞こえたり、「神のお告げです」なんて言われれば信じたい人は信じちゃうってもんです。(きっと私だって信じちゃうかも)
とっても質素な生活をしているマサイ族の人たちだって、人としての悩みは先進国に住む私たちを同じようにあるわけで、悩みの内容は多少は違えども”幸せ”になりたいのはみーんな同じなんですね。
だから、人間ってそうやって未知の力がある人にアドバイスをもらったり、頼ったりするもんなんでしょう。
それにしても、自分の父親とかの鑑定の代わりとして売られていった娘たちは、夫となった霊媒師にはもちろん無料で観てもらえるんだろうな。
「うんうん・・・お前は俺と結婚して幸せだ。他の男と結婚してたら不幸になってたぞ」
とか、皆に言ってるんだろうか・・・。ははは
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by mikiume-nz-africa
| 2011-11-14 13:23
| タンザニア出来事