タンザニアの水事情
2011年 04月 06日
いきなりですが・・・
これが私たちが毎日顔を洗い、歯を磨き、身体も洗っている
水
濁ってる?
いやいや、ちょっと前の雨不足の時に比べたらかなりきれい!!
・・・・に見えるのは、私達だけか?????
来たばかりの頃は、この汚い水で髪を洗い、身体を洗うことに抵抗を感じていましたが、もうすっかり慣れたと言うか、あきらめたと言うか、”流せれば良し”の境地に到達した私です。
と言うか、シャワーなんかは浴びている時は実際水の色は見えないし、”きれいなお湯”で洗っている、と言う錯覚・気分なのでそんなには気にならないっ!いや、気にしない
ですが、掃除をする時に白いバケツに汲んだ水を見て、やっぱり毎回ぎょっとする。
「うわっ、こんな汚ったない水で毎日身体洗ってるんだー」と・・・。
でも、実はこの室内の水はまだまだきれいな方で、外の水や洗濯に使う水は消毒されていないし、もっと濃い番茶の色しているし、そして泥臭い!
そんな水で私達の服は洗われているので、白いTシャツは黄ばみ、最近買ってきてもらった柔軟剤を入れてもなーんかぜんぜん違う匂いで仕上がります。
(それよりもここに柔軟剤が存在していたことに驚き!)
まあ、周りはこんなところなので贅沢は言えませんね
私達は右の林の中に住んでます
鉱山と言う場所に生まれて初めて住んでみて知ったんですが、掘られた金の入った岩を砕く砕石工場では、ものすごい水を使うんだそうです。
なので、その水は鉱山の地下から流れ出る水や雨水を溜めて使っています。その貯水湖がここ。
この水は私達の飲料水としては使われず、工場が主で、あとはトイレとか外の水に使われていて、飲み水は5キロくらい離れた小さな川からパイプで運んで来ています。
まあ、もともと何もない陸の孤島の森林に、人が住み、工場を運営できるようにしたんですからそれは大変な過程で工事が進められたんだと思います。
それに・・・・
ここはなんたってアフリカ・タンザニア! (日本とは違うってことを忘れてはいけない)
工事自体を進めるのも大変だったと聞きます。海外から船で大きな機材を運び、首都のダルエスサラームから丸3日かけての陸路(それも舗装されていないでこぼこ道)。なんか聞くだけで気が遠くなる話です。
そう思うとこうしてパソコンして、温かいシャワーで(汚くても)とりあえず汗を流せて、エアコンの効いた部屋で涼めるなんていうのは、すごい幸せなこと。
だって、近くの村は電気すら通ってないわけだから。
バブーン達(ヒヒ)が、プールに水を飲みに来ても、
「どうぞどうぞ水くらいたっぷり飲んでって下さい」
「ついでに水浴びでもして身体もきれいに洗ってって下さいな」
と寛大な気持ちでいるべきなんだろうな。
でも
私の作った野菜は食うなよっ!!
と、言うわけでタンザニア・陸の孤島の水事情でした。
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ありがとう!
これが私たちが毎日顔を洗い、歯を磨き、身体も洗っている
水
濁ってる?
いやいや、ちょっと前の雨不足の時に比べたらかなりきれい!!
・・・・に見えるのは、私達だけか?????
来たばかりの頃は、この汚い水で髪を洗い、身体を洗うことに抵抗を感じていましたが、もうすっかり慣れたと言うか、あきらめたと言うか、”流せれば良し”の境地に到達した私です。
と言うか、シャワーなんかは浴びている時は実際水の色は見えないし、”きれいなお湯”で洗っている、と言う錯覚・気分なのでそんなには気にならないっ!いや、気にしない
ですが、掃除をする時に白いバケツに汲んだ水を見て、やっぱり毎回ぎょっとする。
「うわっ、こんな汚ったない水で毎日身体洗ってるんだー」と・・・。
でも、実はこの室内の水はまだまだきれいな方で、外の水や洗濯に使う水は消毒されていないし、もっと濃い番茶の色しているし、そして泥臭い!
そんな水で私達の服は洗われているので、白いTシャツは黄ばみ、最近買ってきてもらった柔軟剤を入れてもなーんかぜんぜん違う匂いで仕上がります。
(それよりもここに柔軟剤が存在していたことに驚き!)
まあ、周りはこんなところなので贅沢は言えませんね
私達は右の林の中に住んでます
鉱山と言う場所に生まれて初めて住んでみて知ったんですが、掘られた金の入った岩を砕く砕石工場では、ものすごい水を使うんだそうです。
なので、その水は鉱山の地下から流れ出る水や雨水を溜めて使っています。その貯水湖がここ。
この水は私達の飲料水としては使われず、工場が主で、あとはトイレとか外の水に使われていて、飲み水は5キロくらい離れた小さな川からパイプで運んで来ています。
まあ、もともと何もない陸の孤島の森林に、人が住み、工場を運営できるようにしたんですからそれは大変な過程で工事が進められたんだと思います。
それに・・・・
ここはなんたってアフリカ・タンザニア! (日本とは違うってことを忘れてはいけない)
工事自体を進めるのも大変だったと聞きます。海外から船で大きな機材を運び、首都のダルエスサラームから丸3日かけての陸路(それも舗装されていないでこぼこ道)。なんか聞くだけで気が遠くなる話です。
そう思うとこうしてパソコンして、温かいシャワーで(汚くても)とりあえず汗を流せて、エアコンの効いた部屋で涼めるなんていうのは、すごい幸せなこと。
だって、近くの村は電気すら通ってないわけだから。
バブーン達(ヒヒ)が、プールに水を飲みに来ても、
「どうぞどうぞ水くらいたっぷり飲んでって下さい」
「ついでに水浴びでもして身体もきれいに洗ってって下さいな」
と寛大な気持ちでいるべきなんだろうな。
でも
私の作った野菜は食うなよっ!!
と、言うわけでタンザニア・陸の孤島の水事情でした。
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by mikiume-nz-africa
| 2011-04-06 16:15
| タンザニア出来事