人種差別
2010年 12月 21日
南アの旅話を書いてきましたが、ここでちょっと真面目な話
南アフリカの治安の悪さはそれこそ耳にタコができるほど聞いてから出かけましたが、実際私が行ってみて何よりも驚いたのが、未だにある白人と黒人の大きな差。それも旅行でちょっと行っただけの私達からみても明らかでした。
最初に泊まった宿、”オースティンパワーズB&B”(そんな名前じゃないけど)の周りは、白人用の綺麗な家が立ち並んでいて、そのほとんどの家には電流が走っているフェンスが塀の上に張り巡らされていました。そして、その周りでは黒人が庭仕事をしていたり、ペンキを塗っていたり、ゴミをあさっていたりしていて、白人が歩いているのはほとんど見ませんでした。(聞いた話だと、散歩も一旦車でちゃんとしたところ(安全なビーチとか公園)まで行って散歩するらしいです)
もちろん、すべての町で同じようなことが起きているわけではないんだろうけど・・・。
電流の流れるフェンス、そして必ず防犯アラームが設置してあります
前にも話しましたが、泊まったB&Bには必ず黒人のメイドさんがいて、料理、洗濯、掃除、庭仕事をしていましたが、一般家庭でも普通に黒人メイドさんはいるようでした。
朝食を作っているメイドさん
ごん兵の友人宅にも行ったけど、小学生の子供が二人いて奥さんは専業主婦なんだけど、それでもその家にもちゃんとメイドさんがいました。
町を運転して町を走ると、白人の住宅街と黒人の住宅街の明らかな差を見かけます。
黒人の家はトタンで四方を囲んだだけの家だったりして、そんな家が密集しています。
電気もなさそうだし、家自体も一部屋か二部屋あるくらいの小さな家で、そこに家族で暮らしているようでした。
一度、入る道を一本間違ってしまって、ある黒人の集落に入ってしまったんですが、なんか写真を撮るのも怖気づく雰囲気。
やっぱりトタンの家がギュウギュウに並び、ゴミは散らかり放題。子供は裸足で歩き、埃だらけ。私達を見る彼らの目はかなり興味津々で、人によってはかなり恐い目つきをしていました。 写真がないのは恐くて撮れなかったから・・・。
そしてそこから5分も走れば、白人の住む綺麗な住宅街が広がる。
なんか、不思議な世界・・・。
南アフリカについて語るのは勉強不足だし、観察不足でもあるんだけど、ほんのちょっと垣間見ただけでも、十分インパクトのある国でした。
黒人社会ではまだまだエイズなどの感染がひどいらしく、また孤児も沢山いるようです。
沢山の歴史があり、いろんな人が貢献して今の状態までたどり着いたと思うけど、みんなが平等に、安全平和に暮らせる国になるにはまだ時間がかかりそうだ・・・。
で、実は・・・・
この旅行の後、タンザニア(ダルエサラーム)に戻った私達は、南アフリカの孤児院から養子としてもらわれた、とても幸運な黒人の子供二人に出会います。
ちょっと不思議な出会い・・・・
つづく
クリックお願いしまーす!
クリスマスのデコレーション、まったくなしの私達の部屋だけどせめてこれで・・・
南アフリカの治安の悪さはそれこそ耳にタコができるほど聞いてから出かけましたが、実際私が行ってみて何よりも驚いたのが、未だにある白人と黒人の大きな差。それも旅行でちょっと行っただけの私達からみても明らかでした。
最初に泊まった宿、”オースティンパワーズB&B”(そんな名前じゃないけど)の周りは、白人用の綺麗な家が立ち並んでいて、そのほとんどの家には電流が走っているフェンスが塀の上に張り巡らされていました。そして、その周りでは黒人が庭仕事をしていたり、ペンキを塗っていたり、ゴミをあさっていたりしていて、白人が歩いているのはほとんど見ませんでした。(聞いた話だと、散歩も一旦車でちゃんとしたところ(安全なビーチとか公園)まで行って散歩するらしいです)
もちろん、すべての町で同じようなことが起きているわけではないんだろうけど・・・。
電流の流れるフェンス、そして必ず防犯アラームが設置してあります
前にも話しましたが、泊まったB&Bには必ず黒人のメイドさんがいて、料理、洗濯、掃除、庭仕事をしていましたが、一般家庭でも普通に黒人メイドさんはいるようでした。
朝食を作っているメイドさん
ごん兵の友人宅にも行ったけど、小学生の子供が二人いて奥さんは専業主婦なんだけど、それでもその家にもちゃんとメイドさんがいました。
町を運転して町を走ると、白人の住宅街と黒人の住宅街の明らかな差を見かけます。
黒人の家はトタンで四方を囲んだだけの家だったりして、そんな家が密集しています。
電気もなさそうだし、家自体も一部屋か二部屋あるくらいの小さな家で、そこに家族で暮らしているようでした。
一度、入る道を一本間違ってしまって、ある黒人の集落に入ってしまったんですが、なんか写真を撮るのも怖気づく雰囲気。
やっぱりトタンの家がギュウギュウに並び、ゴミは散らかり放題。子供は裸足で歩き、埃だらけ。私達を見る彼らの目はかなり興味津々で、人によってはかなり恐い目つきをしていました。 写真がないのは恐くて撮れなかったから・・・。
そしてそこから5分も走れば、白人の住む綺麗な住宅街が広がる。
なんか、不思議な世界・・・。
南アフリカについて語るのは勉強不足だし、観察不足でもあるんだけど、ほんのちょっと垣間見ただけでも、十分インパクトのある国でした。
黒人社会ではまだまだエイズなどの感染がひどいらしく、また孤児も沢山いるようです。
沢山の歴史があり、いろんな人が貢献して今の状態までたどり着いたと思うけど、みんなが平等に、安全平和に暮らせる国になるにはまだ時間がかかりそうだ・・・。
で、実は・・・・
この旅行の後、タンザニア(ダルエサラーム)に戻った私達は、南アフリカの孤児院から養子としてもらわれた、とても幸運な黒人の子供二人に出会います。
ちょっと不思議な出会い・・・・
つづく
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クリスマスのデコレーション、まったくなしの私達の部屋だけどせめてこれで・・・
by mikiume-nz-africa
| 2010-12-21 17:18
| 旅〜南アフリカ