ペリカン便でピーちゃん再来?
2010年 12月 15日
旅話の前に、昨日の出来事をアップします。
しばらく前に弱った野鳥ピーちゃんをレスキューした話をしましたが覚えてます?
実は、昨日ごん兵がまた鳥をレスキューして帰ってきました。
ピーちゃんは5センチにも満たない小さな鳥で私達の手の中にすっぽり入ってしまう大きさだったんだけど・・・。
昨日の鳥は・・・・
ドン!
ペリカン君!
大きさを比べる500mlのペットボトル置いてみました。
帰ってきてドアの向こうで叫ぶので開けてみたら、こんな大きな子を抱えて立ってました~!!
もうびっくりしたのなんのって一瞬ドア閉めようかと思ったくらい。
道に朝からいたそうで、夕方になってもいたのでこの大きなペリカン君をレスキューしてきたんだそうですが、それにしても今度のはでっかいぞー。
実はピーちゃんを面倒見ているとき、隣に住む女性から「小さなこの子を面倒見た後は、きっともう少し大きな動物の面倒を見ることになるわよ」
なんて言われてたんだけど、いきなりこの大きさにはびっくり。
自分も泥だらけになったごん兵、なんか必死。
ペリカンの泥だらけの足を洗い、バタバタしないように布で軽く縛り、水を飲ませてあげてました。
私は、あれ持って来い、ここを持て、ここをあーしろこーしろ、と指示するごん兵の言いなりになってアタフタしてました。だって、あんな大きな鳥、間近で見ることも触ることもなかったからね、やっぱろ怖気づきます。
ペリカン君はかなり弱っていて、おまけに羽と足を痛めているようで、おまけに水をあげてもなかなか飲もうとせず、口から出してしまうようでした。(後で血を吐いたのでたぶん内臓も痛めていた)
ごん兵がペリカン君のくちばしを開ける。
私が水を流し込む。キッチンからもらってきた魚を小さくちぎって放り込む。(ホントに放り込むって感じ)
そんな共同作業でなんとか私達ができるだけのことをして様子を見ることにしました。
最初は私も恐々と近寄ったんだけど、ペリカン君はとーっても綺麗な目をしていて、ちょっと悲しげな目をして私達を見つめていました。
ごん兵は何度も彼の頭をなで、「もう大丈夫だよ、安心していいよ、君はビューティフルだね、臭いペリカン君、君はホントに臭いね 」と、優しいんだかなんだかわかんない言葉をかけていました。涙もろい男なのでその時点で目に涙いっぱい。
(確かにペリカン君、魚食べているせいか臭かったんだけどね)
寝る前にも様子を見たんだけど、様態はあまり良さそうでなく多少の覚悟をしながら寝ました。
で、朝4時半、起きてみたらやっぱり息を引き取っていました。
ペリカン君、たった一晩だけお預かりしただけだけど、もう苦しまなくていいしね。あのまま道に居たら、まだ息のある内にバブーン(ヒヒ)とかに食べられてしまったかもしれないし。・・・と前向きな考えで彼を見送りました。
不思議なことにシーツの切れ端で縛ってあったのに、それが見事に解けていて羽を広げて死んでいました。動く力もなかったのに死ぬ前はよっぽど苦しかったのかなー。
ピーちゃんも亡くなる寸前は羽を何度がバタつかせてたっけなあ・・。
と、言うわけで、あまり明るい話ではありませんが、出来事として記録しておきたいのでアップしました。
私達が住むキャンプは、国の保護指定されている森林だし、やっぱりここはアフリカ。いろんな生き物がいます。この間はキャンプ内にコブラが出ました。逃げちゃったそうで、キャンプ内のどこかにいるらしい・・・係り!逃がすなよっ~まったく!(ここにはちゃんと係りが居て蛇が出ると、見つけて森の奥に移動します)
私はまだ野生動物にも慣れていないし、弱った動物とか怪我をした生き物を見つけて、とっさに手を差し伸べ助けることができるか、と聞かれたら、一瞬戸惑い、恐がる自分がいる。動物によっちゃ、気持ち悪い~とか言ってしまうだろうしな。。
実際、ピーちゃんの時でさえ一瞬触るのを躊躇したし、このペリカン君なんか、見た瞬間後ろに飛び上がったからね。実際、慣れるもんだと言うことも発見したけどね。
そうゆう意味では、ごん兵はとっさに行動に移せる男。(男だからか?それとも野生男だからか?)
だけど、最近キャンプに増えた猫(外部者=野生ではなくペットとして誰かが昔持ち込んだ猫)が、野鳥をやっつけてしまい鳥達がかなり減ってしまったので、「猫はいらない、殺してもらおう」とか恐いことも言ってしまうんだけどね。優しいんだかどうだからわからない。
ピーちゃん、ペリカン君・・・・・
さあ、次はなんだ? (って、次があるのか?)
もし、その時があるようでしたらせめて私が持てる大きさで! はい、お願いします。(牛とかは無理~!あ、蛇も駄目!)
おわり
しばらく前に弱った野鳥ピーちゃんをレスキューした話をしましたが覚えてます?
実は、昨日ごん兵がまた鳥をレスキューして帰ってきました。
ピーちゃんは5センチにも満たない小さな鳥で私達の手の中にすっぽり入ってしまう大きさだったんだけど・・・。
昨日の鳥は・・・・
ドン!
ペリカン君!
大きさを比べる500mlのペットボトル置いてみました。
帰ってきてドアの向こうで叫ぶので開けてみたら、こんな大きな子を抱えて立ってました~!!
もうびっくりしたのなんのって一瞬ドア閉めようかと思ったくらい。
道に朝からいたそうで、夕方になってもいたのでこの大きなペリカン君をレスキューしてきたんだそうですが、それにしても今度のはでっかいぞー。
実はピーちゃんを面倒見ているとき、隣に住む女性から「小さなこの子を面倒見た後は、きっともう少し大きな動物の面倒を見ることになるわよ」
なんて言われてたんだけど、いきなりこの大きさにはびっくり。
自分も泥だらけになったごん兵、なんか必死。
ペリカンの泥だらけの足を洗い、バタバタしないように布で軽く縛り、水を飲ませてあげてました。
私は、あれ持って来い、ここを持て、ここをあーしろこーしろ、と指示するごん兵の言いなりになってアタフタしてました。だって、あんな大きな鳥、間近で見ることも触ることもなかったからね、やっぱろ怖気づきます。
ペリカン君はかなり弱っていて、おまけに羽と足を痛めているようで、おまけに水をあげてもなかなか飲もうとせず、口から出してしまうようでした。(後で血を吐いたのでたぶん内臓も痛めていた)
ごん兵がペリカン君のくちばしを開ける。
私が水を流し込む。キッチンからもらってきた魚を小さくちぎって放り込む。(ホントに放り込むって感じ)
そんな共同作業でなんとか私達ができるだけのことをして様子を見ることにしました。
最初は私も恐々と近寄ったんだけど、ペリカン君はとーっても綺麗な目をしていて、ちょっと悲しげな目をして私達を見つめていました。
ごん兵は何度も彼の頭をなで、「もう大丈夫だよ、安心していいよ、君はビューティフルだね、臭いペリカン君、君はホントに臭いね 」と、優しいんだかなんだかわかんない言葉をかけていました。涙もろい男なのでその時点で目に涙いっぱい。
(確かにペリカン君、魚食べているせいか臭かったんだけどね)
寝る前にも様子を見たんだけど、様態はあまり良さそうでなく多少の覚悟をしながら寝ました。
で、朝4時半、起きてみたらやっぱり息を引き取っていました。
ペリカン君、たった一晩だけお預かりしただけだけど、もう苦しまなくていいしね。あのまま道に居たら、まだ息のある内にバブーン(ヒヒ)とかに食べられてしまったかもしれないし。・・・と前向きな考えで彼を見送りました。
不思議なことにシーツの切れ端で縛ってあったのに、それが見事に解けていて羽を広げて死んでいました。動く力もなかったのに死ぬ前はよっぽど苦しかったのかなー。
ピーちゃんも亡くなる寸前は羽を何度がバタつかせてたっけなあ・・。
と、言うわけで、あまり明るい話ではありませんが、出来事として記録しておきたいのでアップしました。
私達が住むキャンプは、国の保護指定されている森林だし、やっぱりここはアフリカ。いろんな生き物がいます。この間はキャンプ内にコブラが出ました。逃げちゃったそうで、キャンプ内のどこかにいるらしい・・・係り!逃がすなよっ~まったく!(ここにはちゃんと係りが居て蛇が出ると、見つけて森の奥に移動します)
私はまだ野生動物にも慣れていないし、弱った動物とか怪我をした生き物を見つけて、とっさに手を差し伸べ助けることができるか、と聞かれたら、一瞬戸惑い、恐がる自分がいる。動物によっちゃ、気持ち悪い~とか言ってしまうだろうしな。。
実際、ピーちゃんの時でさえ一瞬触るのを躊躇したし、このペリカン君なんか、見た瞬間後ろに飛び上がったからね。実際、慣れるもんだと言うことも発見したけどね。
そうゆう意味では、ごん兵はとっさに行動に移せる男。(男だからか?それとも野生男だからか?)
だけど、最近キャンプに増えた猫(外部者=野生ではなくペットとして誰かが昔持ち込んだ猫)が、野鳥をやっつけてしまい鳥達がかなり減ってしまったので、「猫はいらない、殺してもらおう」とか恐いことも言ってしまうんだけどね。優しいんだかどうだからわからない。
ピーちゃん、ペリカン君・・・・・
さあ、次はなんだ? (って、次があるのか?)
もし、その時があるようでしたらせめて私が持てる大きさで! はい、お願いします。(牛とかは無理~!あ、蛇も駄目!)
おわり
by mikiume-nz-africa
| 2010-12-15 20:44
| アフリカ動物